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とろけるようなバターイエローネイルで、指先に春の多幸感を!

  • 2026.3.18
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ランウェイが次なるビューティトレンドの起爆剤となるのは今に始まったことではないが、ネイルにおいては特にその傾向が顕著だ。「クロエ」のショーで見られたミニマルなカラーパレットは、素爪のようにシアーなベージュマニキュアへの熱狂を巻き起こした。また昨シーズンのワインレッドは、カベルネやコニャック、メルローを思わせる深みのあるトーンを復活させ、洋服のラックを飛び出して私たちの指先へと見事にランディングした。

そして今シーズン、圧倒的なカムバックを果たしたのが“バターイエロー”だ。昨シーズンのランウェイを席巻したまろやかなバタートーンからインスピレーションを得たこのカラーは、すっかりマンネリ化していたいつものネイルワードローブに、フレッシュな活気をもたらしてくれる。

バターイエローの甘くクリーミーな哲学

リセールアプリ「ヴィンテッド」を延々とスクロールしてまで探し求めていた、「トーヴ」のローリンドレス(カラーはもちろんバターミルク)を思い浮かべてみてほしい。あるいは、「クリスチャン ディオール」が打ち出したバターのようなイエローのバッグを。それはまるで、ケーキの生地やクレームシャンティを思わせる、甘くクリーミーな色合いだ。確かな主張を放ちながらも、決して出しゃばらない。ワードローブのどんなアイテムとも美しく調和し、オフィスの日常からホリデールックまであらゆるシーンにおけるエフォートレスな最適解となる。

なぜイエローネイルが支持されているのか

素爪のようなミニマルネイルの独壇場や、どれも同じに見えてしまうような均質化されたトレンドの波を経て、どうやら私たちは皆この春、指先にもう少しだけ個性と遊び心を宿したいというムードに包まれているようだ。

「ディオール」2026年秋冬コレクションのショーでシャーリーズ・セロンがまとったようなソフトなバターイエロー(セレブ御用達ネイリスト@imarninailsが手がけたもの)であれ、アーモンドシェイプのワンカラーであれ、あるいはさりげないフレンチチップであれ、指先に個性を宿すための最旬カラーとして今、イエローが選ばれている。確かなステートメントを放ち、より多幸感に満ちたこの色は春のマンネリ化したネイルローテーションに新風を吹き込むための完璧なシェードだ。

バターイエローネイルとは

これは、第一線で活躍するネイリストたちが今季のメガトレンドになると予測しているスタイルだ。「現在パステルカラーが大ブームですが、今年の夏のネイルトレンドの筆頭に躍り出たのがバターイエローです」と、"Painted by Jools"の名で知られるネイリスト、ジュリア・ディオゴ氏は語る。

温かみのあるイエローをよりミルキーでパステル調に解釈したこのシェード。SNS上で視線を奪い合うような派手なネイルアートと、ここ最近メインストリームに君臨していた"ほぼ素爪"のようなミニマルネイルとのまさに完璧な中間地点に位置している。そして、それこそが最大の魅力だ。「可愛らしくてハッピーで、ほかの定番カラーに比べて少しだけプレイフルです」と彼女は指摘する。

もし鮮烈なファイヤーエンジンレッドや3Dアート、あるいはフューシャピンクのフレンチチップにすぐ飽きてしまうタイプなら、ここに極上の最適解がある。大胆なステートメントをまとうという気負いを抱くことなく、ファッション界が愛する最旬カラーでフレッシュな指先を楽しめるのだから。

数カ月にわたってビューティ界を席巻したつややかなシロップネイルやエスプレッソネイル、そしてヌードカラーのトレンドを経て、再びネイルで冒険したいという欲求が世の中的にも高まっていることに、ディオゴ氏も同意する。「誰もが今、マニキュアに少しだけカラーを注入することを恐れていないのだと思います」

セレブたちが牽引する新たなネイルの自由

では、この自由なムードを牽引したのは誰だろうか。バターカラーを再び脚光の舞台へと引き上げたのがランウェイだとしたら、ネイルシーンに新たな風を吹き込んだのは間違いなく、ヘイリー・ビーバーやセレーナ・ゴメスなどのセレブリティたちである。「ミニマルなアプローチでカラーを取り入れる達人であるヘイリーは、ソフトなクロムエフェクトを重ねたイエローマニキュアを披露し、話題を呼びました」とディオゴ氏。

夏に向けたイエローバターネイルのまとい方

嬉しいニュースは、このトレンドがワンカラーだけに留まらないということだ。ファッション界の最も旬な色を用いたイエローのフレンチチップから、ストライプ、ドット、さらにはミニマルなハートモチーフまで、あらゆるデザインが登場することが予想される。

「今年はパステルシェード全般が大きな勢いを得るでしょう」とディオゴ氏は語る。「すべての指のトータルカラーとしてイエローにフルコミットすることに抵抗があるなら、ごく小さなアクセントとして取り入れるだけでも十分にこのトレンドを謳歌できますよ」

第一線で活躍するビューティエディターやファッションスタイリスト、そしてインフルエンサーたちがこぞってこのイエローのムーブメントに熱い視線を送り、Googleトレンドでもヴィヴィッドなネイルカラーの検索数が85%もの急上昇を見せている今。これこそが、行きつけのサロンでネイリストの予約枠を押さえるべき、決定的なサインだ。

Realization : Amelia Bell Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

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