1. トップ
  2. なぜ「真っ白なシャチ」なのか? 極寒の地にポツンと佇むポストに込められた、羅臼の白シャチ愛

なぜ「真っ白なシャチ」なのか? 極寒の地にポツンと佇むポストに込められた、羅臼の白シャチ愛

  • 2026.3.14
image

世界自然遺産・知床へと続く街の一角に、かわいい郵便ポストがあります。

深い「海の青」に塗られたポストの上に、鎮座するのは真っ白なシャチです。このポストの写真を北海道根室振興局の観光情報公式Xが投稿し、話題を呼んでいます。

image

北海道根室振興局公式Xより

設置されているのは、羅臼町でクジラやシャチなどに会える観光船を運営する「知床ネイチャークルーズ」の前。通称「白シャチポスト」ですが、本来は黒と白のコントラストが特徴のシャチが、なぜ全身「白」なのでしょうか。

そこには、知床・羅臼の海で発見された〝奇跡〟と、地元の人々の想いがありました。

驚愕の「幻の白いシャチ」

シャチといえば、黒い背中に白いアイパッチが特徴ですが、羅臼沖では近年、全身が真っ白なシャチが相次いで目撃されています。

image

写真提供:羅臼町

「幻の白シャチ」として世界中を驚かせたこの存在は、羅臼の沖で2年に1度くらいのペースで観察されています。このポストは、滅多に出会えない白シャチに思いを込めて設置されたようです。

「海の王者」と共生する羅臼

羅臼にとって、シャチは身近な存在です。夏は観光船のすぐそばまで近寄り、ときにはジャンプで乗客を魅了する〝隣人〟なのです。

郵便ポストの白シャチからは、そんな地元の宝を大切に思う気持ちが込められていました。

ライターコメント

最初、この写真を見たときは「なぜ白いシャチ?」と不思議に思いましたが、背景を知ると、このデザインは羅臼の人たちの〝白シャチ愛〟の色だったことが分かりました。 夏にクルーズ船に乗れば、シャチやクジラに会えるそう。羅臼は本当に遠いですが、いつか乗ってみたいと思っています。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

ゆんちの最新記事

元記事で読む
の記事をもっとみる