1. トップ
  2. 「加齢とともに鼻が肥大化」は事実? すっきり鼻をキープする顔ツボを伝授

「加齢とともに鼻が肥大化」は事実? すっきり鼻をキープする顔ツボを伝授

  • 2026.3.11
simarik / Getty Images

年齢とともに、鼻回りが肥大化したように見える……。それは、気のせいではありません。表情筋の衰えによる鼻肥大を、ツボ押しですっきりシャープな印象に導く方法を、ヘルスケアエキスパートの奈部川貴子さんに聞きました。

監修者紹介

奈部川貴子さん

ヘルスケアエキスパート/鍼灸師、KAOYOMI サロン代表。美容ジャーナリストを経て、世界各国の「顔の反射区」を用いた療法を研究し、鍼灸と融合した「KAOYOMIツボメソッド」を確立。現在はサロンワークの傍ら、ワークショップや企業への技術提供などを行っている。著書「美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア フェイスマッピング」(学研プラス)

加齢により、鼻回りのシャープさが失われる!?

Fabrice Poincelet / Getty Images

鏡を見た時に、若い頃よりも何だか顔立ちがぼんやりとした気がしませんか? フェイスラインや目元に生じるたるみに加え、意外に影響するのが、顔の中央に位置する「鼻周りの印象」です。

「鼻の周りは、上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)や上唇挙筋(じょうしんきょきん)など、さまざまな表情筋が交差する場所です。年齢とともにこれらの筋肉が衰えると、鼻を支える力も低下して、横に広がったように感じやすくなります。鼻の下が間延びして見えたり、口元がたるむ、ほうれい線が目立つといった影響が見られます」

鼻から口にかけての筋肉が衰えているかどうかは、簡単に分かります。上唇と鼻の間に鉛筆を挟んでみましょう。鉛筆をしっかりキープできるでしょうか?

Anna Bizon / Getty Images

「みなさんはこの写真のようにできますか? 子どもの頃は筋肉が柔軟でよく動くため、鼻と上唇に鉛筆を挟んでキープすることが簡単にできます。しかし、大人になるにしたがって、キープが難しくなります。これは、鼻や口周りの筋肉の働きが低下している影響と考えられます」

鼻肥大の原因の1つは「怒りの表情」

Guillermo Spelucin / Getty Images

鼻回りの筋肉が衰える原因の1つは、筋肉を「横方向」へ引っ張る動作です。

「唇を縦方向に引き上げるのは“重力に逆らう”動作ですから、そもそも筋肉を横に動かすほうが楽なんです。喋ることも食べることも、唇を横に動かせばできるので、縦方向の筋肉はあまり使わなくなる。すると横方向の筋肉ばかりが発達して、鼻が横に引っ張られ、肥大化したように見えます」

鼻と上唇に鉛筆を挟めない人は、縦方向の動きが低下している証拠。このような縦方向の筋肉の動きが低下する原因のひとつは「怒りの表情」にあります。

「怒りの表情は、横方向の動きが強くなります。鼻孔が開いて鼻が横に膨むことに加え、口角を強く引き下げます。さらに、あごに梅干しのようなシワが寄ることも。怒りの表情を繰り返すと、鼻から口元にかけての老化印象を際立たせてしまいます」

怒りの表情は、老け顔のもとと心得て。普段から口角をキュッと上げる「笑顔」の表情を心がけましょう。

ツボ押しで、すっきり鼻を手に入れよう

鼻から口周りの筋肉に刺激を与え、しなやかに保つには「ツボ押し」が役立ちます。ここでは奈部川さんがおすすめする3つのツボをご紹介。皮膚がデリケートな顔ツボは、先端が柔らかなコットンの綿棒を使用しましょう。

【ツボ押しのポイントと注意点】
・綿棒でツボを押す際、後がつくほど強く押さないようにします。
・綿棒の先をあて、軽めにグーッと10秒刺激します
・左右交互に2セット繰り返します。

1.「迎香」(げいこう)|鼻~口元を支える筋肉をしなやかに保つツボ
Getty Images

鼻の周りをぐるりと支える上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)をしなやかに保つツボです。唇の上にある上唇筋(じょうしんきん)にも刺激が伝わり、鼻から口元にかけてすっきりと保ちます。

「迎香」はどこにある?
  • 小鼻のふくらみの中央(小鼻が一番張り出した場所)と、ほうれい線が交差する位置。
2.「散笑」(さんしょう)|間延びした鼻の下を引き締めるツボ
Getty Images

口周りを囲む口輪筋(こうりんきん)や、口角の動きを司る口角挙筋(こうかくきょきん)に繋がるツボです。綿棒で刺激することで、頬や間延びしやすい鼻の下を引き締めます。

「散笑」はどこにある?
  • 鼻の下のラインと、ほうれい線が交差する位置。
3.「夾鼻」(きょうび)|鼻の横広がりを防ぐツボ
Getty Images

上唇鼻翼挙筋上にあるツボを押すことで、鼻回りを支える筋肉をしなやかに保ちます。鼻の肥大化や横広がりを防ぐ働きが期待できます。

夾鼻はどこにある?
  • 小鼻のふくらみの根元にあたる位置。

最後に……

「何となく鼻が横に広がった気がする」「鼻の下が間延びして見える」、そんな風に感じたら、ツボ押しを取り入れて。そして、「笑顔」を心がけることで、鼻から口にかけての筋肉をしなやかに保ち、イキイキとした「表情美」を育てていきましょう。

※この記事は、2026年3月11日時点のものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる