1. トップ
  2. 恋愛
  3. エリートの婚約者を奪った妹「彼はもらったよ♡」私「どうぞ♡お幸せに」1年後、タワマンから絶望の電話が

エリートの婚約者を奪った妹「彼はもらったよ♡」私「どうぞ♡お幸せに」1年後、タワマンから絶望の電話が

  • 2026.3.6

私には長年どうしても受け入れがたい存在がありました。それは、2歳年下の妹のこと。昔から容姿の良さを自覚していた彼女は、努力することを嫌い、欲しいものは周囲にねだるか奪うのが当たり前だと思って育ってきました。
私がコツコツ貯金しているのを知っていながらも、彼女はいつも「お姉ちゃん、これ買ってよ」と当然のように要求。彼氏を取られたこともありました。
しかし妹だと思うと突き放せないまま、私たちは大人になっても適切な距離を保つことができずにいたのです。

30歳を目前に控え、当時付き合っていた彼と婚約したときのことです。過去の苦い経験から、私は彼を妹に会わせるのを極力避けてきました。高校時代、妹は私の当時の恋人に嘘を吹き込んで仲を引き裂き、いつの間にか自分の彼氏にしていたという前科があったからです。

しかし、母がうっかり話してしまったことをきっかけに、事態は急変しました。

彼の容姿が良いこと、年収の高いエリートであることを知った妹の態度は豹変。警戒する私に「大人なんだから、昔みたいな嫌がらせなんてするわけないじゃん」と、笑いながら話すものの、彼女の瞳の奥に、かつてと同じ、自分にないものを持つ私への強い嫉妬が渦巻いているのを、私は見逃しませんでした。

彼と妹がお泊まり!?

嫌な予感は的中しました。妹と彼が接触してからわずか2週間後、彼女から勝ち誇ったような連絡が入ったのです。

「エリートの婚約者はもらったから。さっきまで彼とお泊まりしてたんだよね♡」

妹は、自分がいかに彼を誘惑したかを饒舌に語りました。「姉に虐げられるかわいそうな妹」を演じきり、守ってあげたいという同情を誘ったようです。私に幻滅した彼は、まもなく「婚約を破棄したい」と連絡してくるはずだと、彼女は勝ち誇ったように笑っていました。

しかし、私は取り乱すどころか、冷めた心地でその言葉を聞いていました。婚約者の妹に手を出した挙句、ろくに事情も聞かず一方的に結婚を取りやめるような不実な男……。婚約解消の連絡が届いたとき、私は悲しみよりも「結婚する前に正体がわかってよかった」という安堵を覚えていました。

スピード入籍

妹の暴走は止まりませんでした。浮気発覚からわずか3カ月後、彼女はその元婚約者とスピード入籍。さらに「妊娠した」とまで報告してきました。

妹は「顔が良い私なら、彼は絶対に浮気しない」「私は玉の輿で幸せになる」と自信満々。さらには、年老いた両親についても「介護なんて絶対したくない」「お金がかかるから邪魔」と吐き捨てた上、実家との縁を切ると宣言し、家を出て行ったのです。

新居はタワマンなのだとか……。最後に「一般人には無縁だけど……」というメッセージと共に、部屋からの眺めと広いリビングの写真が送られてきました。

なんだかんだ妹をかわいがっていた両親はひどくショックを受けていたものの、あまりにひどい妹の態度に諦めがついたようでした。

婚約者の本性

しかし、身勝手な略奪で手に入れた幸せは長く続きませんでした。1年後、妹から連絡が入ります。

「お姉ちゃん、助けて! あいつとんでもない男だったの」

あんなに自信満々だった彼女は、今や見る影もありませんでした。彼女がやさしくて完璧なエリートだと信じていた夫の本性は、極度の束縛男。ひとりで出かけることはもちろん、自分の好みとは違った髪型や洋服は許されないのだとか……。


また、「お金を稼いでいるのだから家のことや子どものことは一切やらない」と言い張る夫のせいで、彼女は出産からこれまでワンオペで育児をしていたようです。

「誰にも頼れないの……お願い、一晩だけでいいから手伝いに来て!」

妹は必死にすがってきましたが、私に助ける義理はありません。妹が奪った彼は、実は私が付き合っていたころから「なんだか引っかかる……」と感じていた相手でした。

私が確信を持てずに悩んでいたタイミングで、彼女が強引に奪っていってくれたに過ぎないのです。

妹の末路

私は、妹に淡々と告げました。「自分が選んで奪っていった結果でしょ。悪いけど、自業自得としか言いようがない」

両親もすでに気持ちの整理がついていたようで、彼女を助けるつもりはありません。一度は自分たちを「邪魔者」として切り捨てた娘の自業自得な姿に、かける言葉もないようです。

経済力も根気もなく、唯一の武器だった若さや美貌も擦り減っていく妹。心身ともに疲れ果てた様子は電話の向こうからでもひしひしと感じられます。しかしそれも自分が招いた結末。私はそっと連絡先を削除したのでした。

◇ ◇ ◇

「人の幸せを奪って得たものは、結局自分の首を絞めるだけ」という言葉が重く響く体験談でした。幸せとは、奪い取るものではなく誠実な歩みの先に信頼できるパートナーと育んでいくものなのだと、改めて感じさせられますね。

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる