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虫がわいても捨てなくてOK? 生産者に聞いた『食べていい米・ダメな米』の見分け方

  • 2026.2.26

米をたくさん購入し保管していると、虫がわいてしまうことがあります。

この場合、虫を除けば食べることができるのでしょうか。

六方銀米(コシヒカリ)の産地として知られる『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』に取材しました。

※写真はイメージ

虫がわいてしまったお米のチェックポイントは5つ!

『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』によれば、以下の点に注意してほしいとのこと。

一般的に米に発生するコクゾウムシやノシメマダラメイガは、いずれも毒性を有していません。

そのため虫を誤って食べてしまっても、重篤な健康被害が生じるケースは極めてまれとされています。

ただし、以下に注意が必要です。

死骸やフンにより微生物が増殖しやすくなる

アレルギー体質の人はまれに消化器症状や蕁麻疹を起こすことがある

見た目、風味の劣化による食欲不振

本記事のポイントである『虫がわいてしまった米は食べられるのか』について聞いたところ、チェックポイントは次の5つです。

におい:酸味・油臭・カビ臭があればNG。

:黄ばみ・灰色・黒ずみがあればNG。

触感:粉状に崩れる・ベタつく場合はNG。

虫の数:大量発生で分離困難な場合はNG。

保存期間:3か月以上経過している場合はNG。

上記5項目のうち、2項目以上が該当する場合は「安全のため廃棄を検討してください」とのことでした。

加熱調理すればOK? 注意しなければならない点は…

炊飯は加熱調理なので「ご飯を炊けば大丈夫なのでは?」と思うかもしれません。

しかし、『中谷農事組合 なかのたにさわやか村』によると、ここでも注意しなければならないポイントがあるとのことです。

炊飯時の温度は中心部で約100℃に達するため、虫やほとんどの細菌は死滅します。

ただし、カビ毒(マイコトキシン)は熱に強く、変質米を炊いても分解されません

そのため、前記のチェックポイントでNG判定した米を『加熱すれば平気』と判断して食べるのは危険です。

虫がわいてしまった米は、残念ながら『廃棄』を考えなければいけないケースもあります。

無理に食べようはせず、本記事で挙げたチェックポイントを参考に、冷静な判断をするようにしましょう。

[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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