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ミレニアル&Z世代男性の「美容意識」の変化が米調査で明らかに。“外見に投資する男性”が急増中

  • 2026.3.11
Catherine Falls Commercial / Getty Images

メンズ向けのコスメやスキンケア製品など、さまざまなアイテムが登場している昨今。先日発表された新たな調査では、アメリカ人男性の約7割が5年前よりも自分の外見を気にしていることが明らかに。しわ対策や薄毛ケアなど、エイジングへの意識も高まってきているという。

ミレニアル&Z世代で高まる美容への意識

メンズネイルやメンズコスメなど、美容業界でも男性向け市場が拡大するなか、女性だけでなく男性もエイジングや美容を意識する傾向が強まっていることが、新たな調査で明らかになった。

先日、男性向けブランド「Just For Men」の依頼を受けた「Talker Research」は、インターネットを利用できる25歳以上のアメリカ人のZ世代男性800人と、ミレニアル世代の男性1,200人、計2,000人を対象に“外見”に関する調査を実施。

調査の結果によると、68%が「5年前よりも自分の見た目を気にするようになった」と回答しており、70%の男性が「加齢に伴う変化を遅らせるために、何らかの“外部のサポート”を取り入れたい」と考えていることも明らかとなった。

具体的には、しわ対策の美容液やローション(24%)、薄毛ケア用のシャンプーやコンディショナー(23%)、ヘアスタイルの変更(22%)、白髪予防の製品やサプリメント(19%)などが挙げられている。

PhotoAlto/Sigrid Olsson / Getty Images

平均すると男性は日々の身だしなみケアに7つのステップを取り入れており、特にボディケア(83%)、ひげの手入れ(80%)、ヘアケア(78%)に力を入れていると回答。その習慣に最も影響を与えているのは家族(38%)であるものの、SNS(32%)や友人(31%)、パートナー(27%)、理容師(23%)、ポップカルチャーやセレブ(11%)の影響も少なくないよう。

さらに、3〜5年前と比べた現在のケア習慣について尋ねたところ、56%の男性が「今のほうがより時間をかけている」と回答し、51%は「以前よりもお金をかけている」と答えている。同調査によると、その背景には以下のような思いがあるという。

  • 自信を高めたい(59%)
  • パートナーや将来の恋人により魅力的に映りたい(48%)
  • 仕事や面接で好印象を残したい(37%)

加齢に関する話題は“話しづらい”?

外見への投資が当たり前になりつつあるなか、58%と約6割の男性が白髪やしわなどのエイジングサインを気にしていることも明らかに。「Just For Men」のシニア・マーケティング・ディレクター、バリス・コラコグル氏は次のように語っている。

「男性は身だしなみやアンチエイジングに無頓着だというイメージがありますが、それは誤解です。実際には、年齢を重ねるほど外見への意識は高まっていますし、パーソナルケア市場においてこの傾向が衰える兆しは見られません。自分の“ピーク”を迎えたと感じる男性ほど、自信や健康のためにより良いケアを求めるのです」

Smile / Getty Images

女性は年齢を重ねたことによる自身の変化について、家族や友人と話す機会が多いと感じるが、調査によると62%の男性がエイジングサインに強い関心を払っている一方で、実際にその話題を口にすることには慎重になっているという。

3分の1以上(38%)が、アンチエイジングについて友人や家族とほとんど話さず、話題にするとしても年に数回程度だと回答。さらに16%は、友人や家族と一度も話したことがないと答えており、加齢をめぐるテーマには依然として“話しづらさ”があるよう。

また特に、“白髪”は男性のエイジングに関する悩みの中でも3番目に挙げられており、25歳以上の男性の63%がすでに白髪を発見した経験があるという。最初に気づいたのは平均すると29歳で、初めての白髪に対しては、半数が「驚いた」、23%は「かなりショックだった」と振り返っている。さらに75%が加齢による変化をできるだけ遅らせたいと考えており、65%は白髪の発生そのものを防ぎたいと望んでいることも明らかとなった。

日本の男性消費者の美容意識

2024年に市場調査会社「Mintel」が行った、アメリカ人男性の身だしなみ市場に関する調査では、52%がフェイシャルスキンケア製品を使用しており、2022年の31%から大きく伸びていることが判明。特にZ世代(2024年時点で18〜27歳)の間で人気が高く、68%がスキンケアを取り入れていることが明らかとなり、2022年の42%から大幅な増加となっている。

milan2099 / Getty Images

また、「Mintel Group」の日本法人である株式会社ミンテルジャパンがリリースした調査※でも、日本の男性消費者の美容意識は、他の先進諸国と同様に極めて高く、肌にも体毛にも関心を払っている人が多いよう。

※ミンテルジャパンレポート『男性の美容とグルーミング・トレンド – 日本 – 2024年』『ラグジュアリー&プレミアム BPCトレンド – 日本 – 2024』『ジェンダーレスビューティ – 日本 – 2023年』より。

日本の男性消費者の42%が、「肌の手入れができている男性は仕事ができそう」と考えており、28%が「体毛ケアの経験があり、今後もしたいと考えている」と回答。さらに、5人に1人は「男性もメイクをしてきれいになるべきだ」とも考えており、日本の男性消費者の美容意識は、性別の枠にとらわれないものへと変化しているとのこと。

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