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フレネミーとは?友達なのに敵?心をすり減らさない対策をしよう

  • 2026.2.20

一緒にいると、楽しくないわけじゃないのに、なんか疲れる。
その子から電話がかかってくると、一瞬身構えてしまう。
・・・それ「フレネミー」かもしれません。
撫子Plus株式会社代表鮎永麻琴さまによる解説です。

友達なのに一緒にいるとつらい・・・それって「フレネミー」かも!

「嫌いじゃない。でも、会ったあとにどっと疲れる」
「話を聞く役はいつも私。でも私の話は、なぜか流される」
それでも
「友達なんだから我慢すべき?」
「私の心が狭いのかな?」
と、自分を責めてしまう人は少なくありません。
こうした関係は、近年「フレネミー」と呼ばれることがあります。
友達(Friend)のようでいて、どこか敵(Enemy)的。
その正体は、対等さを失ったコミュニケーションです。

フレネミー関係に多い「ズレ」の正体

コミュニケーションの視点で見ると、多くのフレネミー関係は次の構造になっています。
・いつも相談される側(聞き役)
・愚痴や不満のゴミ箱になっている
・相手の感情は優先されるのに、自分の感情は後回し
・助けるのは当たり前、断ると罪悪感
いわゆる『テイカー(受け取る人)』と『ギバー(与える人)』のバランスが崩れた状態です。
ここで大切なのは、「どちらが悪いか」ではない、という視点。
多くの場合、優しさ・共感力・察する力が高い人ほど、無意識に『与えすぎてしまう』
という現象が起きています。

なぜ「友達なのに」距離を取れないのか

仕事なら契約があり、線引きがあります。
でも友人関係には、明確なルールがありません。
だからこそ、
「冷たい人だと思われたくない」
「困っているなら助けるべき」
「昔は楽しかったから…」
こうした情が、関係を見直す判断を鈍らせます。
でも、我慢の上に成り立つ関係は、対等な関係ではありません。

対等さを取り戻すための3つの視点

1)「疲れる」は、心のサイン
違和感は、わがままではありません。
あなたの心が「この関係、少し無理しているよ」と教えてくれているだけ。
まずは「感じている疲れを否定しない」ここが第一歩です。
2)いきなり切る必要はない
『距離を取る=縁を切る』ではありません。
・返信のペースを少し落とす
・深刻な相談に毎回全力で向き合わない
・「今日は聞く余裕ないな」と正直に言う
・話す時間を5分までと区切る
小さな境界線を引くことで、相手の出方も、自分の気持ちも見えてきます。
3)関係は「続けるもの」ではなく「選び直すもの」
友人関係は、固定資産ではありません。
人生のフェーズが変われば、心地よい距離も変わります。
今のあなたにとって
・安心できるか
・あなたらしくいられるか
・エネルギーが回復するか
この視点で、関係をアップデートしていいのです。

本当に大切にしたいのは「誰といるか」より「どう在るか」

フレネミー関係に悩む人ほど、実はとても人を大切にできる人です。
だからこそ、『相手を思う優しさ』と同じくらい、『自分を守る優しさ』を持ってほしい。
対等な関係とは、我慢し合うことではなく、あなたらしく、自然体でいられること。
あなたが楽でいられる関係を選ぶことは、冷たさではなく、成熟したコミュニケーションです。
もし今、「友達なのにしんどい」と感じているなら・・・
それは、あなたが次のステージへ進んでいるサインかもしれません。

[執筆者]


鮎永麻琴

大学時代にはプロスノーボーダーとしてW杯に出場し、世界ランキング20位を記録。卒業後は国際線CAとして13年間勤務。
現在は、コミュニケーションスキルと統計学を融合させた「コミュニケーション帝王学®」を体系化し、自分らしく生きるためのコミュニケーションの在り方や、他者との関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。
また、2020年にはTEDxFukuokaで「自由への切符」というテーマで登壇。
2022年には書籍『Philosophy of Success 〜成功者の名言』において、成功者35人の一人として選出される。

撫子Plus株式会社
https://makotoayunaga.com/

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