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子どもが口の中をやけどしたらどうすればいい?家庭での対策について小児外科専門医竹内先生にお伺いしました

  • 2026.3.19

子どもが口の中をやけどした!どんな対処方法がある?痛がっているけれど、病院に連れていった方がいい?そんな疑問について、たけうちファミリークリニック院長の竹内雄毅先生にお伺いしました。

ママ広場

熱いスープを急いで飲んでしまったり、揚げたての唐揚げを頬張ってしまったり・・・。子どもの食事シーンでは、思わぬ「口の中のやけど」が起こりがちです。

ほとんどの口の中のやけどは、家庭での適切な初期対応で自然に治っていきます。大切なのは、保護者が慌てずに冷静に対処し、危険なサインを見逃さないことです。

この記事では、お子さんが口の中をやけどした際の具体的な対処法、食事の工夫、そして病院を受診すべきタイミングについて、分かりやすく解説します。

まずは家庭でできる初期対応

お子さんが口の中をやけどしたら、まず行うべきことは「冷却」です。やけどの原因となった食べ物が口の中に残っていれば、まずはそれを取り除きましょう。その後、以下の方法で速やかに口の中を冷やしてあげてください。

○冷たい水で口をすすぐ
水道水などの清潔な冷水を口に含み、優しくぶくぶくうがいをさせます。これを数分間繰り返しましょう。食べかすを洗い流し、感染を予防する効果も期待できます。
○氷片をなめさせる
うがいが難しい小さなお子さんの場合は、氷片を口に含ませて、なめさせるのも有効です。ただし、小さなお子さんの場合は誤嚥に注意し、無理に口に入れないようにしましょう。

めくれた皮は「触らない」が鉄則

やけどによって、上あごなどの皮が白くめくれてしまうことがあります。気になるところですが、このめくれた粘膜は無理に剥がさないでください。

無理に剥がしてしまうと、強い痛みが出たり、細菌に感染して治りが遅くなったりする原因になります。自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

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やけどの後の食事はどうする?

やけどの後は、口の中がとても敏感になっています。痛みを悪化させないために、食事には工夫が必要です。数日間は、刺激の少ないやわらかい食べ物を心がけましょう。
例えば次のようなものがおすすめです。

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病院へ行くべき?受診の目安

ほとんどの口の中のやけどは、2週間以内に自然に治癒します。しかし、以下のような症状が見られる場合は、医療機関の受診を検討してください。

●水ぶくれ(水疱)ができている
やけどが皮膚の少し深い層まで達している「II度熱傷」の可能性があります。

●痛みが強く、3日以上経っても改善しない、痛みのために食事や水分がほとんど摂れない
脱水症状が心配されます。

●出血がある、または発熱してきた
細菌感染を起こしている可能性があります。

受診する際は、かかりつけの小児科のほか、歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科でも対応が可能です。どこを受診すればよいか迷う場合は、まずはかかりつけの小児科医に相談するとよいでしょう。

まとめ

子どもの口の中のやけどは、日常で起こりやすいトラブルの一つです。多くは軽症で済み、数日から1週間ほどで自然に治ることがほとんどです。まずは優しく冷やし、刺激の強い食べ物を避けて様子をみましょう。
 心配なときは、無理に我慢せず小児科などの医療機関に相談してください。
この記事で紹介した情報が、ご家庭でのケアの参考になれば幸いです。

本記事の作成にあたり、文章表現の確認や校閲の一部に生成AIを使用しております。

執筆者

プロフィールイメージ
竹内雄毅
竹内雄毅

医学博士・小児外科専門医。京都府精華町「たけうちファミリークリニック」院長。京都府立医科大学小児外科客員講師。

小児科・小児外科の診療に加えて、地域の子どもを安心して預けられる病児保育を運営し、さらに絵本の読み聞かせや離乳食教室、ベビーマッサージなどの子育てイベントも展開している。クリニックを「行きたくない場所」ではなく「行きたくなる場所」に変えることを目指し、医療を軸としたコミュニティデザインに力を注いでいる。現在は、隣接地に人が自然に集まり安心して交流できる広場の構想を進めており、家族と地域が互いに支え合える環境を形にしていこうとしている。

京都府精華町「たけうちファミリークリニック」 ホームページ

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