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<ヤバい上司>風邪を治すには「消毒と人にうつすのが一番」!? 送別会に強行参加した結果『最悪の事態』に

  • 2026.2.21

皆さんの周りには、時代錯誤な価値観を疑いもせず振りかざしてくる人はいませんか。「昔はこれで乗り切った」「気合いが足りない」と言われても根性論ではどうにもならないこともありますよね。今回は、筆者の友人S子の職場の“迷惑すぎる上司”の行動が、思わぬ形で職場全体を巻き込む問題に発展したエピソードをお届けします。

画像: <ヤバい上司>風邪を治すには「消毒と人にうつすのが一番」!? 送別会に強行参加した結果『最悪の事態』に

「俺たちの若い頃は」が口癖の上司

S子は、物流系の会社で働く30代の女性。運送の手配やスケジュール管理、運転手の体調やメンタルのケアまで担う、縁の下の力持ちをしています。

そんなS子の職場には、「俺たちの若い頃はこれくらい普通だった」というのが口癖の50代後半のY平という上司がいます。経験豊富ではあるものの、時折見せる精神論に周囲は困惑していました。

送別会での危機感の欠如

定年退職を迎える運転手の送別会が行われた際に、Y平は、明らかに風邪をひいている様子にもかかわらず参加。マスクもつけることなく至近距離で声を張り上げながら、飲み食いし、挙げ句の果てに「風邪は人にうつしてなんぼだろ」「風邪にはアルコール消毒が一番!」と言い放ちながら、ビールを一気飲みしていました。

もちろん、これらは一般的に知られている医学的常識とは大きく異なります。S子はそのY平の言動に内心ゾッとしましたが、上司という立場もあり、注意することができませんでした。引きつりながら笑顔を作り、その場をやり過ごすことが精一杯でした。しかし、このとき勇気を持って参加を控えるよう促すべきだったと、後に後悔することになります。

危機管理の甘さが現場の崩壊を招くことに

ところが、その送別会明けの週に問題が発生。若手の運転手たちが次々と高熱でダウンし、配送に穴が空き、物流が一時ストップする事態に陥ってしまったのです。

原因は、Y平が「ただの風邪」だと思い込んでいた症状が、実際はインフルエンザだったことでした。送別会をきっかけにクラスターが発生し、会社は大混乱しました。
会社側もこの事態を重く受け止め、Y平には厳重注意が下されました。Y平も事態の重さを理解し、ついに「自分の認識が甘かった」と頭を下げることに。

この出来事がきっかけになり、Y平は自分の言動を振り返り反省したようで、口癖とともに根性論を他者に強いるような振る舞いも改善されたように見えます。

「昔は通用した」が、今も正しいとは限らない。個人の根性論や思い込みが、組織全体を危険にさらすこともある。S子は“アップデートしない価値観こそが、最大のリスク”なのだと強く感じたのでした。

誰もが声を上げやすい環境作りこそが、組織を守る鍵になる。そう痛感させられるエピソードでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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