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「息子が、授業中にランドセルを投げた!?」おっとりした息子が、なぜ。担任が語った『意外な原因』にハッ

  • 2026.2.21

これは筆者の友人A子に聞いた話です。ある日の午後、A子のもとに学校から一本の電話が。普段は穏やかな息子が、授業中に思いがけない行動を取ったというのです。理由が分からないまま、不安と戸惑いを抱えるA子。叱るべきか、寄り添うべきか。子どもの行動の裏側と向き合う母の葛藤を描いたエピソードです。

画像: 「息子が、授業中にランドセルを投げた!?」おっとりした息子が、なぜ。担任が語った『意外な原因』にハッ

学校からの一本の電話に胸がざわつく

ある日の午後、仕事中のA子のもとに、息子の担任の先生から電話が入りました。
「Kくんが、授業中にランドセルを投げてしまいまして……」
その一言で、A子の心臓は一瞬止まりました。
普段はおっとりしている息子が、そんな乱暴なことを?
事情を聞くと、算数の問題を巡ってクラスメイトと口論になり、カッとなってランドセルを投げたというのです。
幸い誰にも当たらなかったものの、クラス中が凍りついたとのこと。
A子は電話口で先生に深く謝罪し、まずは相手のお子さんに怪我がなかったことに安堵しながらも、「いったい何があったんだろう」と、仕事が手につかなくなりました。

家に帰っても“謝らない息子”

帰宅後、A子は「今日、学校で何があったの?」と尋ねました。
息子はうつむいたまま、「だって、僕は悪くない」と言い張りました。
話を聞くと、席の隣の子が息子の答えを笑ったことに腹を立てたそうです。
「バカにされた気がして、頭にきたんだ」
A子は気持ちを理解しながらも、行動の重大さを伝えようとしました。
「悔しかったね。どんな理由があっても、物を投げるのは絶対にだめだよ」
しかし息子は、口をとがらせたまま黙り込んでしまいました。
“叱る”だけでは届かない。A子は、母親としてどうすべきか悩みました。

担任との面談で知った“心のすれ違い”

翌日、A子は学校を訪れ、担任の先生と面談をしました。
相手のお子さんへの対応を相談したあと、先生は穏やかな口調でこう話しました。
「Kくん、最近ちょっと自信をなくしているようです。問題を間違えるのを怖がっていて……」
A子はハッとしました。
そういえば最近、宿題に時間がかかる息子に「早くしなさい」と強く言っていたことを思い出したのです。
きっと息子は“できない自分”を責めていたのでしょう。
「ランドセルを投げたのは、怒りじゃなくて、逃げ場のない悔しさだったのかも」そう思うと、A子の胸がぎゅっと締め付けられました。

母子で交わした小さな約束

帰宅後、A子は息子とゆっくり向き合いました。
「ママね、Kくんが悔しかった気持ち、わかるよ。ママも焦らせてしまってごめんね」その一言に、息子の目に涙がにじみました。
「ごめんなさい……ほんとは投げたくなかった」A子は抱きしめながら、「これからは、怒りそうになったら“深呼吸”してみよう。それから、困ったら先生やママを言葉で頼っていいんだよ」と提案しました。
それ以来、息子は感情をぶつけず、言葉で伝える練習を始めたそうです。
子どもの行動の裏には、必ず理由があるんです。叱るより、まず“聞くこと”が大事なんだと気づきました。
怒りの裏にあったのは、小さな心のSOS。
それを受け止められた日、A子も息子も少しだけ大人になったのです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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