1. トップ
  2. 恋愛
  3. 顔を見られたくなくて、マスク依存に。でも → 勇気を出して取ったときの『周りの反応』に「なんて温かいの」

顔を見られたくなくて、マスク依存に。でも → 勇気を出して取ったときの『周りの反応』に「なんて温かいの」

  • 2026.2.20

マスクなしでは外に出られない──そんな状態になっていた知人が、勇気を振り絞って素顔で外に出てみました。そのときの周りの反応は? 知人から聞いたお話を紹介します。

画像: 顔を見られたくなくて、マスク依存に。でも → 勇気を出して取ったときの『周りの反応』に「なんて温かいの」

マスクが手放せない

私は1人の子どもを持つ主婦です。
私には、大きな悩みがありました。

それは「マスクが手放せない」ということ。
そうなった理由は、子どもが入園した時期がコロナの真っ最中だったからです。

園の先生や保護者という、新しい人間関係の始まりはマスクと共にでした。
マスクをした顔で認識され、新しい知人が増えていく日々。

そのうち、マスクをするかどうかは個人の判断に任せられるようになったものの、私は取ることにためらいを抱えていました。

「『こんな顔だったんだ』と思われたくない」
「マスクなしだと、私だと気づいてもらえないのでは?」

そうやってためらっている間に、私はマスクを外すタイミングを逃してしまったのです。

3年間マスクを着けたまま

結局私は、子どもが年長の冬を迎えてもマスクを外せませんでした。

ですが、子どもの卒園が目前に迫って来たときのこと。
新しい生活への空気を感じ始めたとき、私は突然マスクをし続けることに嫌気がさしたのです。

「最後ぐらいマスクを取りたい」
そう思った私は、ついにマスクを外す決意をしました。

周りの反応

そうはいったものの、外すまでかなりためらいました。
ですが自分を奮い立たせ、マスクを外して園の送迎に。

緊張と不安のあまり、下を向いて歩いていた私。
すると「おはよう」と声がかかりました。

見ると、いつも会うママ友。普段と変わらない様子の彼女でしたが、私は彼女の目を直視することができません。
視線を外しながら挨拶を返し、黙ったまま歩き始めました。

すると彼女は、とてもさりげない調子でこう言ったのです。

「マスク取れたんだ。良かったね」

その一言と、優しく微笑む彼女の顔で私はすぐ理解しました。
「この人はマスクを外せなかった私の気持ちを分かっていたんだ……」

「うん。勇気出してみたの」
そう言った私に、彼女は「うん。すごいことだと思うよ」とにっこり。
その後会ったママ達も、みんないつも通り挨拶をしてくれたのです。

人の温かさ

私の心の弱い部分や不安を乗り越えられなかった気持ちを、誰一人バカにしませんでした。

それだけでなく、私の行動を「すごいこと」とまで言ってくれたのです。

周りの人の温かさを改めて知ると同時に、その温かさに救われました。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

元記事で読む
の記事をもっとみる