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「顔も知らない6年生」のために飾り付け? 面倒だと思っていた少年野球の卒団式で、大号泣したワケ

  • 2026.3.12

小学5年生の息子が野球チームに入団してすぐ、顔も知らない6年生の「卒団式」準備に駆り出された筆者の友人。「正直、思い入れなんてない……」と淡々と作業をこなして迎えた当日、私に起きた異変とは? 友人が体験談を語ってくれました。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

息子の入団直後の私を襲った卒団式ミッション

小学5年生の息子が、地元の少年野球チームに入ったのは夏の終わりのこと。

入団して間もなく、「卒団式の準備をします」と保護者に招集がかかりました。

正直、私は困惑しました。というのも、卒団する6年生たちは市の合同チームで活動しており、練習場所も別。

息子が入団したばかりの私は、6年生の顔も名前もまともに知らず、挨拶さえしたことがなかったからです。

「正直、思い入れなんてないんだけどな……」そんな冷めた気持ちとは裏腹に、準備は本格的。

練習後に集まって遅くまで紙花を作ったり、立派な色紙をデコレーションしたり。

写真を見ても「これって誰?」状態のまま、作業だけを淡々とこなしていました。

「これ誰?」状態から一転

そして迎えた卒団式当日。

式が進み、保護者が心を込めて作ったというスライドショーが始まりました。

スクリーンに映し出される、泥だらけで白球を追う子どもたちの姿。

ブカブカのヘルメットを被ったあどけない低学年のころから、逞しく成長した今の姿への軌跡。

感動的なBGMも相まって、私の涙腺は崩壊しました。

「うっ、うぅ……。みんな大きくなったねぇ!」

顔も名前も未だうろ覚えの子どもたちなのに、そのひたむきな姿に感動して、私は在団生の親の中で誰よりも大号泣。

周りのママに「えっ、そんなに仲良かったっけ?」と笑われるほどでしたが、それほどまでに彼らの歩みが輝いて見えたのです。

周囲も驚く大号泣

子どものスポーツには、理屈抜きで人の心を動かす力があると知りました。

あんなに冷めていた自分が嘘のように、今は「このチームに入れてよかった」と心から思っています。

来年は息子の番。

今からバスタオル必須になりそうで、自分の涙腺が怖いです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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