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ダイニングを兼ねる、美しく機能的なアイランドキッチン7

  • 2026.2.13
Brett Quernemoen

アイランドキッチンは、はたして優れた設備なのか……。常に論争を巻き起こしてきたトピックだが、その結論が気になるなら、ぜひ本記事を読んでもらいたい。よく考えられたアイランドキッチンは、収容力抜群で調理動線もスムーズ。ここに座る場所が加われば、さらに機能的になること間違いなし。家族にせよ友人にせよ、結局は出来立ての料理に惹かれて集うことになるのだから、ここにシーティングエリアをつくらない理由はない。もしアイランドキッチンが着席可能なら、より快適に多くの役割を果たしてくれるはず。シーティングエリア付きのアイランドキッチンがあれば、さまざまな作業がやりやすくなるし、誰もさびしい思いをすることもない。

ここで重要になるのが、ちょうどいいサイズのアイランドキッチンを選び、それに見合う(あるいは必要な数の)チェアやスツールを置くこと。デザイナーたちは、1人あたり60cmの幅を取ることをすすめる。4人分の席をつくるなら、240センチ以上の幅が必要になる。それから、アイランドと周囲にある壁やキャビネットとの間のスペースについても考えなくてはいけない。座る際にチェアやスツールを引くことを考慮すると、約110cmの余裕がほしい(座席のないタイプで必要なのが約90〜110cmだと考えると、やや広い程度だ)。とはいえ、全員が着席できるようにどんどん広げていけばいい、ということでもない。おおまかな言い方をすると、アイランド部分は、キッチン面積の10%ほどに収めるのが目安だ。

アイランドキッチンは、形やサイズ、デザインが豊富に存在する。だからこそ着席可能なスペース付きのキッチンを実現するには、幅広いリサーチが求められるのだ。それでは、小さなアパートメントから豪邸まで、厳選した実例7件を見てみよう。US版「ハウス・ビューティフル」より

David A. Land

オープンスタイル・アイランド

写真のような体裁でアイランドキッチンを延長すれば、周囲を圧迫することなく着席スペースをつくることができる。オープンなしつらえにより、全体が軽快な印象に。高めのスツールを選ぶ際はフットレスト付きのタイプがおすすめだ。

Patrick Biller

作業テーブル風・アイランド

「作業テーブル、またの名をアイランドキッチン」。この実例はカナダ・モントリオールに住む元「ハウス・ビューティフル」エディター、ソフィー・ドネルソンの家のキッチン。ここには、タオルや子供のお弁当箱を入れるドロワーと、ビルトイン型のタオルホルダーが付けられている。ブッチャーブロック風のナチュラルなカウンタートップが、周囲に使われているスモーキーカラーとなじんでいる点にも注目。

Paige Rumore

ダブル・アイランド

ご自宅のキッチンが広く、もう1つアイランドを置くだけのスペースがあるのなら、シーティングエリアも2列設けてみては? パーティの際には移動しながらのコミュニケーションが簡単に成立するのも魅力だ。

Brett Quernemoen

ライブラリー・アイランド

アイランドキッチンは、買い物リストを作るのにも最適な場所。料理番組の出演でも知られるモリー・イェーのキッチンには、料理本が入る2つのシェルフが設置されている。これがあれば、リスト作成がよりスムーズに。夕食に考えているレシピに必要なココナッツミルクが1缶だったか、あるいは2缶だったのか思い出せない時など、すぐ必要な1冊に手をのばせるのがうれしい。本のコレクションを美しくディスプレイし、空間に彩りを添えることもできる。

Helen Norman

ベンチスタイル・アイランド

できるだけ多くの人に座ってもらいたいのなら、インテリアプランにベンチを入れよう。アイランドキッチンにもベンチがよく合うことは、ローレン・リエスがフロリダでデザインしたこのキッチンがよく証明している。カウンターの高さに調整されたベンチをご覧いただきたい。心地よさを追求したいのなら、クッションを置くことを忘れないで。

Keyanna Bowen

カップル・アイランド

コンパクトな空間なら、ウィース・ホームがデザインしたミニマルなアイランドキッチンのように、そのサイズ感に合わせたカウンタースペースを作ろう。天板下に収納できるスツールなら、使わない時もすっきりした状態に。これならつまずくこともなく、安心だ。

Seth Smoot

エクストラ・アイランド

キッチンにシーティングエリアを作ることにおいて、ルールはない。だから、ここにすべて持ち込んだところで問題はなく、「アイランドキッチンか、テーブルか」と迷う必要もないのだ。デザイナーのローレン・ネルソンは、このカリフォルニアの家で、アイランドに2脚のバースツールを設置。子どもが成長し、巣立っていった家主夫妻が料理とおしゃべりを両立できるように仕立てた。家族全員が集まる時は、6人の着席が可能なアンティークテーブルが活躍する。

original text : KATE MCGREGOR
translation : CHISATO YAMASHITA

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