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「束縛強いな…」返信を催促する彼を無視。だが、SNSに写真をアップした瞬間、背筋が凍った【短編小説】

  • 2026.3.5

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

束縛が強い彼

お付き合いを始めて3ヶ月。

最初は「情熱的な人だな」と思っていた彼の愛情は、いつの間にか私を追い詰める「鎖」に変わっていました。

その日は、久しぶりに地元の友人とカフェでお茶をしていました。

溜まっていた仕事の話や世間話で盛り上がっている最中、バッグの中でスマホが何度も震えます。

画面を見ると、彼からのメッセージが20件以上。

「今どこ?」「何してるの?」「なんで返信くれないの?」……。

せっかくの楽しい時間に水を差されたくなくて、私はスマホを伏せました。

「あとでゆっくり返せばいいや」と、軽い気持ちで無視することに決めたのです。

友人が運ばれてきた可愛いケーキを見て、「これ、SNSに載せなよ!」と言いました。

私はつい、その場のノリで華やかなケーキの写真を撮り、SNSにアップしてしまったのです。

恐怖のメッセージ

投稿ボタンを押して、わずか数秒後。

スマホが「ブブッ!」と、これまでとは違う激しい震え方を見せました。

恐る恐る画面を開くと、そこには彼からの新しいメッセージが届いていました。

「SNS上げる暇があるなら、メッセージ返せるよね?」

心臓がドクンと跳ねました。

投稿してから1分も経っていません。彼は私の投稿を、まるで獲物を待つハンターのように監視していたのです。

さらに震えは止まりません。

「誰といるの?」「そのカフェ、駅から徒歩5分のところでしょ?」「今から行くから」

冷や汗が止まりませんでした。

彼は私の行動範囲を完全に把握し、私が返信をしない理由をSNSの更新頻度で測っていたのです。

楽しいはずのティータイムは、一瞬にして恐怖の時間へと変わりました。

私は震える手で友人に謝り、すぐに店を出ました。

帰り道、何度も後ろを振り返りました。街ゆく知らない人の顔が、すべて彼に見えてしまうのです。

「愛されている」と「監視されている」の境界線は、案外もろいものです。

スマホひとつで誰とでも繋がれる現代だからこそ、その繋がりが首を絞める凶器になることもあるのだと、身をもって知りました。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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