1. トップ
  2. 【英国菓子】焼き時間を変えて2通り楽しめる!「洋ナシとチョコレートのプディング」

【英国菓子】焼き時間を変えて2通り楽しめる!「洋ナシとチョコレートのプディング」

  • 2026.2.13
ペアチョコレートプディング 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA
ペアチョコレートプディング 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA

ケーキ型は必要なし。バットで作る英国菓子

イギリスで親しまれている「トレイベイク」。天板に直接生地を流し込んで作るお菓子で、薄く広げて焼くから焼き時間が短いし、大人数で楽しめるのが魅力です。

でも本場イギリスのレシピだと、わたしたちにはちょっとボリュームが多め。そこで、英国菓子を知り尽くした著者が、日本流に小ぶりのバットで作れるレシピを考案。本場の味わいや手軽さは残しつつ、作りやすい分量や手に入りやすい材料で作れるレシピになっています。

今年のバレンタインは、バットで手軽に、英国流お菓子を作ってみませんか。

※本記事は安田真理子著の書籍『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』から一部抜粋・編集しました。

Pear Chocolate Pudding ペアチョコレートプディング

温かいものが多いのもイギリスプディングの特徴 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA
温かいものが多いのもイギリスプディングの特徴 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA

イギリス独特の言葉「プディング」。蒸したり、ゆでたりして作る、昔ながらのお菓子を指すこともあれば、アイスクリームなどを含む、デザート全般を指すことも。ブラックプディングと言えば、ソーセージの一種ですし、分かりにくいことこの上ないですが、基本、甘いものに関しては、プディングと言ったら「スプーンで食べるもの」のイメージ。

たとえば、アップルパイやチーズケーキが、カフェで、お皿にのせられフォークが添えられていたとしたら、それは「ケーキ」。でもひとたび、パブやレストランで、カスタードクリーム、そしてスプーンが添えられていたら、それは「プディング」。厳格な線引きはなく、結局曖昧ではあるのですが。そして温かいものが多いのもイギリスプディングの特徴。冷涼な気候のせいもありますが、メインディッシュをオーブンで焼きながら、同時にプディングを同じオーブンに入れてしまうことが多いから。

この洋梨とチョコレートのプディングはすぐれもの。半熟状態で取り出し、温かいうちにクリームとスプーンを添えれば「プディング」。しっかり焼いてカットし、フォークを添えれば「ケーキ」になります。焼き具合はお好みですが、余熱でも多少火が通っていきますので、焼きすぎないようにしましょう。

【材料】(縦24.2×横19.6×高さ3.5cmのバット1台分)

A

薄力粉…40g

ベーキングパウダー…小さじ1

ココア…30g

塩…ひとつまみ

アーモンドパウダー…30g

きび砂糖…120g

バター(食塩不使用)…100g

B

卵…120g

牛乳…大さじ1

ブランデー…大さじ1

洋梨(缶詰)…約300g(半割り4~5個分)

※シーズンなら、熟した洋梨を使うのもおすすめです。

チョコレート…40g(粗く刻む)

(好みで)粉砂糖(仕上げ用)…適量

【準備】

* バットに薄くバター(食塩不使用・分量外)を塗ります。

* オーブンを180℃に予熱します。

* 卵を室温に戻します。

* バターを湯煎などで溶かします。

★お菓子の食べごろの目安

作りたてから当日中。

★お菓子の保存方法と期間

保存容器に入れて冷蔵庫で約2日間。

【作り方】

1:ボウルにAを合わせてふるい入れます。アーモンドパウダーときび砂糖を加え、ゴムべらでざっと混ぜ合わせます。

2:1に、溶かしたバターとBを加え、泡立て器でなめらかになるまで混ぜ合わせます。

3:バットに2を流し入れます。洋梨の水けをきり、4つ程度のくし形に切り、上にのせ、チョコレートも散らします。

4:予熱したオーブンで20~25分ほど焼きます。中央を触ってまだやわらかさが残っているうちに取り出します。好みで仕上げに粉砂糖をかけても。

【Memo】

・温かいうちにバニラアイスクリームやブランデークリーム(*)を添えてもおいしく召し上がれます。

・30分ほど、中央にも弾力が出るまで焼けばケーキ風に。

*ブランデークリーム

生クリーム(乳脂肪分40%以上)100mlにグラニュー糖大さじ1、ブランデー大さじ1と1/2を加え、泡立てたもの。

※使用されているバットは、野田琺瑯(縦24.2×横19.6×高さ3.5cm)。同じようなサイズであれば、お手持ちのオーブン使用可のバットでOK

※オーブン使用の場合、電気でもガスでも本記事のレシピ通りの温度と時間で焼いてください。ただし、メーカーや機種によって火力が異なるため、様子を見ながら温度は10°C前後、時間は5分前後から、調整してください

◆著者/安田 真理子

仙台市出身。栃木県宇都宮市にてイギリス菓子「Galettes and Biscuits」を主宰(教室歴20年)。4年の在英期間中にイギリスの一般家庭やスクールにてイギリス菓子、イギリス料理、シュガークラフト、紅茶をはじめイギリス文化を広く学び、その後も渡英を重ねている。

著=安田真理子/『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』

元記事で読む
の記事をもっとみる