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カザフスタンってどんな国?旅人・低橋さんが現地で食べてわかった〈料理と肉文化〉【世界思い出旅ごはん おかわり】

  • 2026.2.12

世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。

今回の舞台は中央アジアでいちばん大きな国、カザフスタン!ダイナミックな肉食的旅ごはんをお届けします♪

カザフスタンってこんな国

【DATA】
国名:カザフスタン共和国
面積:約272万4900km²
人口:約1980万人(2024年)
首都:アスタナ
言語:カザフ語が国語(ロシア語は公用語)

でっかい国のでっかい色々

カザフスタンは中央アジアで一番大きな国です。国土が広けりゃ街も広いということで、建築はズシンと重厚、道もどこまでも長くて目的地に全然辿り着けません。旧ソ連圏ですので、そちらの風景ともイメージが重なりました。

一方、人々のお顔立ちは、東アジアのルーツを感じる方をよく見かけたように思います。

列車の車窓からは地平線が見えました。遊牧文化から全国土草原くらいの想像をしていたら、かなり大きな砂漠があってラクダもいて、イメージとの相違に大興奮しました。

カザフスタン最大の街アルマトイの街角。立ち並ぶコンクリートの塊に妙なロマンを感じる。

カザフスタンで食べたのは?肉と芋の煮込み「クイルダク」

宿のキッチンでクイルダク作り

カザフスタンの馬肉事情

カザフスタンでとくに印象深かったのが、馬肉メニューの豊富さです。市場の馬肉ブースに加え、スーパーに並ぶ品々にも馬の挿絵をよく見かけました。

遊牧民が多く住み、冬季は極度に冷え込むカザフスタン。馬はあらゆる意味で、遊牧民の命を繋ぐ大切な存在なのだと思います。

アルマトイ中央バザールの精肉売り場。牛、豚、鶏、羊、馬のブースは大体同程度の広さがあった。

肉の缶詰や加工肉。馬肉ソーセージも定番。

カザフスタンで食べたもの

円安の影響もあったかと思いますが、カザフスタンの物価はそこそこ高く、日本と同じくらいに感じました。

金欠旅行者の私は毎日外食が厳しかったので、軽食やスーパーのお惣菜コーナーをよく利用しました。

馬肉シチューの缶詰

馬肉9割、玉ねぎ1割という感じのシチュー。やや獣臭がしたが、そういうのも好きなので口に合った。

街の売店で買ったサムサ

パンとパイの中間みたいなサクサク生地に、羊っぽい粗挽き肉が入っていた。

カスピ海のお魚フライ

スパイスしっかり衣サクサクのお魚フライ。カスピ海に面した町アクタウの指差し食堂でいただいた。

にんじん料理

〈左上から時計回りに〉にんじんと生魚のマリネ、にんじんとソーセージのサンドイッチ、にんじんの和え物。やたらとおいしいカザフスタンのにんじん料理。にんにくや香辛料が効いている。

スーパーのお惣菜コーナーのにんじんサラダ。

画像翻訳機能が本当に便利

読めないメニューを指差し注文するのが冒険的で好きです。

でもカザフスタン料理は「(とんでもない量の)肉!!」みたいなものも多いので、流石に怖くて挑めませんでした。

現地語のメニュー画像をそのまま翻訳してくれるスマホアプリは、本当に便利です。

おまけ。スマホで翻訳できる便利な時代…でもちょっと寂しい

中央アジアは英語が通じにくく、現地語以外ではロシア語がよく通じるようでした。

私はどちらも分からないので、どうしても必要な時はスマートフォンの翻訳アプリに頼っていました。

ただ、身振り手振りのコミュニケーションも割と好きだったので…ちょっと寂しい気持ちがあります。

漫画・エッセイ・写真/低橋 愛知県出身。旅が好きで、旅費を貯めては中〜長期の旅に出る。 旅先は主に海外で、陸路や航路で少しずつ目的地に近づいていく鈍足旅を好む。

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