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中年女性のダイエット失敗の最大原因は?「運動なしダイエット」でお腹痩せを実現する日体大教授に聞く!

  • 2026.2.3

中年女性のダイエット失敗の最大原因は?「運動なしダイエット」でお腹痩せを実現する日体大教授に聞く!

「以前と変わらない生活なのに、なぜかお腹だけが育っていく」下腹ぽっこりにがっかり……そんな50代以降の女性へ。実は、科学的に正しく、ムリなく続けると“お腹の肉が勝手に落ちる”方法があります。“バズーカ岡田”こと岡田隆さんの話題の書籍『日体大教授が教える「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』(講談社刊)より、抜粋してお届けします。第1回は、「食べながら絞る」とは!?

お腹の脂肪は運動なしで落ちる!

私は日本体育大学教授、体育科学博士として、科学的根拠や、実践に基づき、お腹の脂肪を最短で落とす方法を20年以上研究しています。

日体大教授の私が教えるお腹の脂肪を落とす技術というと、エグい筋トレを勧めてきそうですが、安心してください。お腹の脂肪を落とすのに筋トレは不要です!

私が体づくりを始めるきっかけになった筋肉界の神様、アーノルド・シュワルツェネッガー氏も、「腹筋はキッチン(食事)で作られる」と結論づけています。

ではなぜ一般ダイエッター界隈(かいわい)では「お腹の脂肪を落とす=腹筋トレーニング」が定説になっているのか? それはメディアがこぞって腹筋トレーニングとくびれを結び付けて語るからにほかなりません。誤ったイメージが作られています。

しかし当然、体作りのプロは腹筋が食事で作られることを常識として知っています。ではなぜ腹筋強化を勧めるのか......? イメージに操られ、それを好むダイエッターが多いから。要はビジネスということなのです。

あまりにもみんなが信じ込んでいるがために、美容や健康情報を扱う方からも腹筋トレーニングを教えてくれとしょっちゅう言われます。筋肉をつけたい方が言うのなら理解できます。一番困るのは、痩せるために腹筋を指導してくれと言われること。

私は断言します。腹筋してもぽっこりお腹の解消や、ウエストのくびれは作れません。このことをまず、キッチリ頭にたたき込んでください。

骨格を思い浮かべていただくとわかりやすいですが、もともと人間のウエストはくびれています。それを体脂肪がおおい隠しているだけなのです。体脂肪には、くびれた部分(凹部)を埋めていく性質があります。そして体脂肪が増えるにつれ外側にふくれるように贅肉がついてゆく。つまり、くびれや腹筋を覆い隠している体脂肪を取り除けば、くびれは自然に出現するということ。また、腹筋はもともとが割れた形をしているので、お腹の脂肪がなくなれば割れた腹筋も自ずと見えてきます。

では、体脂肪を落とすには何が効率的なのか。それはプロダイエッターなら誰もが実践している脂質を適正量にして、体脂肪を減らす「除脂肪食」を実践することです。

食べながら絞る、無敵の「除脂肪食(じょしぼうしょく)」

ダイエットをしてキレイになりたい! でも食べたい! そう思って本書を手に取って下さった方。私がトレーニングなしで、食べながら痩せる究極のダイエット法をお教えします。

日体大の教授である私が、運動を差し置いて食事だけで痩せる方法を語るのは意外でしょう。しかし、体脂肪の中から本来のあなたに備わった美しい体を取り出すためには、まずは分厚い体脂肪を脱ぎ捨てる必要があるのです。そのためには食べ方を変えないと始まりません。

ダイエッターはとかく「明日からは腹筋50回!」「〇〇しか食べない!」と、急にストイックになりがちです。でもダイエットは継続が何より大切。やる気頼みでは続きません。習慣にできるほどゆる〜くやるのが成功の秘訣。

体を絞るとは? それは体脂肪を落とすこと。アプローチは運動か食事の2択。私はみなさんが、運動したくないことをよく知っています。運動が嫌なら、選択肢は食事のみ。しかし、お腹の脂肪に関してはそれが最善策だからラッキーです。

今一度、アーノルド(畏敬の念を込めて、シュワちゃんなどと呼ばない)の言葉「腹筋はキッチンで作られる」を思い出していただきたい。どんな美しい身体も、食事を見直さないと始まらないということです。

世にパフォーマンスを競う競技は数々ありますが、体そのものの見た目を競う競技はボディビルしかありません。ボディビルダーは、見た目をよくする技能を日々磨き上げ、世界中の情報を収集し、自らの体で実践しています。

そんなダイエットのプロであるボディビルダーが、くびれ・腹筋作りのために腹筋トレーニングをやらないのです。かく言う私も、ほぼ腹筋せずに大会に出場します。

ダイエットのプロなら誰しも、腹筋をやれば、腹はくびれず、かえって理から遠ざかることを、よくわかっているのです。ちまたにやせる方法は山のようにあります。 しかし、見た目がよいまま、精神的ストレスもリバウンドもなく腹周りの脂肪を落とせるダイエット法は「除脂肪食」のみです。

脂肪を落としたいなら米を食べろ

「糖質制限=太らない」と耳にすることがあります。何かの栄養素を悪者にする、◯◯だけ抜けばいいというのはわかりやすいので、メディアでとかく扱われがち。

どんな生物も生存戦略上、体脂肪という形でエネルギーを蓄えていきます。

これに抗って体脂肪を除去しきる行動を行っているのはボディビルダーのみ。地球上において体脂肪を落とす唯一のプロであるボディビルダーから体脂肪を落とす方法を聞くのが一番早いというわけです。体脂肪を取り切ることは数ヵ月にわたる作業。不健康なことは長続きしません。ボディビルダーを信じてついてきてください。

糖質制限は確かに痩せる。何かを制限すれば当然痩せます。でも糖質は3大栄養素たんぱく質、脂質、炭水化物(=糖質+食物繊維)の1つです。不要な栄養素であるわけがありません。制限ではなく量の最適化を基本としましょう。

結論から言うと、敵視される炭水化物、日本の宝「米」は摂って問題なし。

糖質は動く際のガソリンとして優先的に消費されます。炭水化物で太っていると思っている方、今一度思い返すと、炒飯、かつ丼、豚の生姜焼き定食、オムライス、パスタ、ラーメン、ドーナツ、クッキーなど「糖質×脂質」の組み合わせになっていませんか?「糖質×脂質」は最も太りやすい組み合わせですし、炭水化物ではなく脂質が超過して体脂肪を蓄えてしまったケースがほとんどです。

糖質制限で「唐揚げは衣が糖質だから太ります」「とろみは糖質だから太ります」という言葉を耳にすると思います。でもよく考えてみてください。「太る」正体は「脂肪」です。油(脂質)で揚げるから太る、油(脂質)で炒めるから太る。答えは実にシンプルです。

これは絶対に食べちゃダメ、みたいな無理な形で進んでいくとどんどん制限が強くなってきつくなり、辞めてしまう。ダイエットの一番の失敗の理由は続けられないこと。結果を出すためには、食物にもともと含まれる脂質以外の油をあまり摂らない! を基本とし、除脂肪食の考え方を1つずつ実践する。これを続けていくと体重が落ちてくる。体重が落ちてくるとおそらく体脂肪も減っていきます。

※この記事は『日体大教授が教える「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』岡田 隆著(講談社刊)をウェブ記事用に再編集しています。

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