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管理栄養士「健康に悪影響を及ぼす」→何気なく作っている『味噌汁』…実は避けたほうがいい「意外な落とし穴」とは?

  • 2026.2.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

日本の食卓に欠かせない、心温まる一杯の味噌汁。栄養満点で手軽な定番料理ですが、実はいつもの作り方の中に、せっかくの栄養や風味を台無しにする「NG習慣」が隠れているかもしれません。

今回は管理栄養士の視点から、意外と知らない味噌汁作りの落とし穴と、健康効果を最大限に引き出すためのポイントを分かりやすくご紹介します。

煮すぎていませんか?「味噌を入れるタイミング」に注意

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

日々の料理の中で、最も手軽で、ヘルシーともいわれる味噌汁。しかし、その作り方には意外な盲点が潜んでいるのです。

まず、最もよくあるのが”味噌の入れるタイミング”に関する誤解。多くの人が、具材が煮えた後に、沸騰したままの状態で味噌を投入し、しばらく煮続けることがあるかもしれません。

実は、これこそが避けるべきNG行為の1つです。味噌は高温に弱く、沸騰させることで風味が失われるだけでなく、味噌に含まれる酵素や栄養素、特にビタミン類が壊れてしまう可能性があります。管理栄養士によれば、味噌を入れる際には火を止めるか、極めて低い温度でかき混ぜるのが望ましいとのこと。これによって、味噌本来の風味や栄養を最大限に生かすことができます。

もう1つ見逃せない大切なポイント

味噌汁に欠かせない出汁や具材の選び方にも、注意すべきポイントがいくつかあります。

一般的に使われる調合出汁や加工済みの出汁の素は、確かに手軽ですが、高ナトリウムや添加物が含まれる場合があります。過剰なナトリウム摂取は健康に悪影響を及ぼすことがあるため、可能であれば昆布や鰹節から自家製の出汁をとることをおすすめします。これにより、風味豊かなだけでなく、健康的な味噌汁を楽しむことができます。

また、具材の選び方次第で、味噌汁の栄養価は大きく変わります。例えば、多様な野菜を取り入れることでビタミンやミネラルを補い、豆腐や油揚げなどのタンパク質を追加することで、更にバランスの良い食事となるでしょう。このように、少し工夫を凝らすだけで、よりヘルシーで美味しい味噌汁ができあがります。

美味しく、身体に優しい味噌汁を

味噌汁は、ほんの少しのコツで「ただの汁物」から「心身を整える最高の健康食」へと進化します。味噌を入れるタイミングや出汁へのこだわり、具材のバリエーション。こうした小さな工夫が、あなたと家族の健康を支える大きな力になります。

今日から実践できる「体に優しい一杯」で、風味豊かな、より健やかな食卓を楽しんでくださいね。


監修者:西島 理衣(管理栄養士)
千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック健診プラザ所属の管理栄養士。子どもから大人までの食育と栄養指導に携わり、「薬だけに頼らない健康づくり」をサポート。日常生活で実践しやすい食事アドバイスを得意としています。食事から始める健康づくりを、千葉柏駅前健診プラザでお手伝いします。