1. トップ
  2. 特急電車で、空席に向かうと“ポーチ”が置かれていて…→隣に座っていた男性に声をかけると?返ってきた返答に「複雑な思い」

特急電車で、空席に向かうと“ポーチ”が置かれていて…→隣に座っていた男性に声をかけると?返ってきた返答に「複雑な思い」

  • 2026.2.28
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

今回のエピソードは、60代女性のAさん(仮名)が特急電車の車内で体験した出来事です。

満席に近づく車内で、ひとつだけ空いたままの座席。そこから始まったやり取りが、Aさんの心に小さな違和感を残したといいます。

誰もが利用できる公共交通機関で一体何が起こったのでしょうか。

満席に近づく車内で、空いたままのひとつの座席

平日の午前9時半頃。始発駅から4つ目の駅で電車に乗り込んだAさんは、車内の様子を見渡しました。

優先座席にはいくつか空きがありましたが、少し前方に2人掛けの席が1つ空いていることに気づき、そちらへ向かったといいます。

その席には、大学生くらいに見える若い男性が座っていました。そして隣の座席には、黒いハンカチを畳んだほどの小さなポーチが置かれていたそうです。

Aさんは「どなたか来られますか?」と声をかけました。すると男性は「はい」と短く答えたといいます。
その言葉を受け、Aさんはその席に座ることを控え、空いていた優先座席に移動しました。

次の駅で男性の後方の席が空いたため、Aさんはそちらへ座り直しました。しかし、その後も男性の隣に人が来る様子はなかったといいます。車内は次第に混み合い、立っている乗客も増えていきました。

しばらくして、別の女性がAさんと同じように男性へ「どなたか来られますか?」と尋ねましたが、男性は再び「はい」と答え、その後フードをかぶったそうです。

結局、Aさんが降車するまで、男性の隣に座る人はいませんでした。

男性にどのような事情があったのかは分かりません。
本当に誰かと待ち合わせをしていたのかもしれませんし、どうしても隣に人が座ることに抵抗があったのかもしれません。

ただ、満席に近づく車内で空席がひとつ空いたままの状況を見続けることに、Aさんは複雑な思いを抱いたといいます。周囲の視線や空気も含め、その場に漂う違和感が心に残ったのだそうです。

公共の場で問われる“見る側”と“見られる側”

公共の場では、誰もがそれぞれの事情や思いを抱えながら同じ空間を共有しています。
けれど、その事情が周囲には見えないからこそ、行動だけが目に入り、戸惑いや疑問を抱く人がいるのもまた自然なことなのかもしれません。

私たちは状況によって、見る立場にも、見られる立場にもなり得ます。

誰もが利用する公共の場だからこそ、「自分はどう見られているのか」「自分は相手をどう見ているのか」を考えさせられる出来事だったのではないでしょうか。


アンケート実施日: 2026年2月26日
投稿方法: TRILL 募集フォームより
投稿者情報: 60代女性・フリーター、アルバイト

※本記事は投稿者様の体験談を元に作成しています。
※自社で募集したエピソードに基づき、編集部にて事実確認および表現の精査を行った上で公開しています。


▶︎2分で完了!日常のモヤっとした出来事、TRILLでシェアしませんか?