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「実質、もう自転車に乗れない」容赦ない反則金ラッシュへの悲鳴に物議→「ルール守れないなら乗らないで」怒りの声も

  • 2026.2.25
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

2026年4月から、自転車の交通違反に対して「青切符(交通反則通告制度)」が導入されます。

この制度導入をめぐり、SNS上では「今年4月からルールが厳しくなり、自転車に乗れなくなる」といった投稿が散見され、話題となっています。一方で、「この程度のルール変更で、自転車に乗れなくなると思うなら自転車に乗らないでほしい」という指摘も多く寄せられ、物議を醸しています。

2026年4月スタート!自転車への「青切符」導入で何が変わる?

警察庁によれば、2026年4月1日から、16歳以上の自転車運転者を対象に「交通反則通告制度(青切符)」が適用されます。これは自動車の交通違反と同じ処理方式です。

これまで自転車の交通違反は、検挙されると赤切符による刑事手続きで処理されていました。しかし、赤切符による処理は時間的・手続き的な負担が大きく、検察に送致されても不起訴とされる場合があり、違反者に対する責任追及が不十分であると指摘されていました。

青切符制度では、違反者は警察官から「青切符」と反則金の「納付書」を交付され、原則7日以内に反則金を納付すれば刑事手続きに移行せず、前科もつきません。これにより、迅速な処理が可能となり、取調べや裁判を受ける必要がなくなります。

政府広報オンラインによれば、令和6年中に発生した自転車乗用中の死亡・重傷事故のうち、約4分の3には自転車側にも法令違反があり、自転車の交通ルールの遵守を図ることが目的とされています。

どんな違反が対象になる?

警視庁が公開している資料によれば、青切符の対象となる主な違反行為と反則金は次のとおりです。

  • 携帯電話使用等(保持):12,000円
  • 信号無視:6,000円
  • 通行区分違反(右側通行、歩道走行など):6,000円
  • 一時不停止:5,000円
  • 並進(2人乗り含む):3,000円

ただし、酒酔い運転や酒気帯び運転、妨害運転、携帯電話使用等により実際に交通の危険を生じさせた場合などの重大な違反については、青切符ではなく赤切符による処理となります。

また、悪質・危険な違反に直ちに当たることがない場合は、原則として検挙は行わず、指導警告が行われます。

SNS上では賛否両論

今回の制度変更をめぐり、SNS上ではさまざまな声があがっています。

「ルールを守って走行すればいいだけの話だ」「違反を取り締まらなければ事故も減らない」といった、制度強化を支持する意見が見られます。また、「本当に危険な運転をする自転車利用者が多い」「信号無視は当たり前のように行われている。よくない」といった現状の交通マナーへの批判も寄せられています。

一方で、インフラ整備の必要性を訴える声もあがっています。「自転車レーンの整備が不十分なまま取り締まりを強化するのは問題だ」「車道を走ると危険な道路が多く、自転車が安全に走れる環境が整っていない」という指摘のほか、「路肩に駐車車両があると自転車が車道中央に出ざるを得ず、事故のリスクが高まる」という声もあります。

自転車の交通ルールを守ることは、自分自身の安全を守るだけでなく、歩行者や他の車両の安全にもつながります。制度の導入を機に、改めて自転車の正しい利用方法を確認し、安全運転を心がけることが大切です。


参考:
自転車の新しい制度(警察庁)
2026年4月から自転車の交通違反に「青切符」を導入!何が変わる?(政府広報オンライン)
道路交通法の改正について(青切符についても含む)(警視庁)