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「即刻退園させるべき」動物園で来園者が…観覧時の“マナー違反”にあ然「再入園を禁止すべき」「当たり前のこと」

  • 2026.2.24
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

動物園に行ったとき、かわいい動物の姿をカメラに収めたくなるのは自然なこと。「カピバラがのんびりしていて可愛い!」「ゾウが水浴びしている!」と思わずスマートフォンを取り出したくなる場面は、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか?思い出の写真や動画をSNSに投稿することをお出かけ後の楽しみにしている方もいるかもしれません。

しかし最近、動物園での撮影マナーをめぐって、ある問題が注目を集めています。動物にストレスを与える可能性のある撮影行為が増えているというのです。

そんな中、大阪市にある天王寺動物園が、園内でのライブ配信をはじめとする特定の撮影行為を禁止する旨を、公式サイトやSNSで発信し話題となっています。今回は、その注意喚起の内容と、SNS上での反響についてご紹介します。

ライブ配信もフラッシュもNG!天王寺動物園が呼びかける撮影マナー

2026年2月17日、天王寺動物園の公式SNSに来園者へのお願いが投稿され、話題を集めました。内容は、「園内でのライブ配信」や、「音楽を流しながらの撮影」など、周りのお客さんや動物たちの居心地を損ねかねない行為を控えてほしいというものです。

また、天王寺動物園の公式サイト「ご観覧時の注意事項」にも、具体的な禁止行為が記載されています。

園路からの写真撮影等は可能ですが、動物に向けてのフラッシュ撮影、ストロボ、レフ板の使用は絶対にしないでください。
また、写真・動画を撮影される際は、周囲のお客さまが映り込まないようご配慮をお願いいたします。
出典:ご観覧時の注意事項(天王寺動物園)

動物への強い光の使用を厳しく禁止しながら、周りへの配慮も忘れずにと呼びかけています。

さらに、

営利目的での撮影等、園内での営利活動は禁止しています。
出典:ご観覧時の注意事項(天王寺動物園)

とも書かれており、商用目的での撮影にもしっかり線引きがされています。

天王寺動物園だけじゃない!全国の動物園に広がる撮影ルール

天王寺動物園と同じようなルールを設けている動物園は、全国各地に存在します。多くの動物園で見られるのは、「ライブ配信NG」「フラッシュや強い光を使った撮影NG」「収益目的の撮影は要相談」というルールです。それぞれについて見ていきましょう。

ライブ配信NG

旭山動物園(北海道旭川市)や姫路市立動物園(兵庫県)、神戸市立王子動物園(兵庫県)など、多くの動物園が「園内でのライブ配信」を禁止しています。たとえば、愛知県名古屋市にある東山動植物園は、公式サイトで次のように明記しています。

ライブ配信は収益化の有無に関わらず禁止です。
出典:ご観覧時のマナー(名古屋市東山動植物園)

収益があるかどうかに関係なく、ライブ配信そのものがNGというのは、かなり明確なルールですね。

ライブ配信中はどうしても長時間同じ場所に留まりがち。他のお客さんの観覧の妨げになったり、配信の音声が動物にストレスを与えたりする可能性が高い行為といえます。そう考えると、納得のルールです。

フラッシュ・強い光を使った撮影NG

札幌市円山動物園(北海道)や上野動物園(東京都)などは、フラッシュ撮影を禁止しています。中でも円山動物園は、その理由についても公式サイトで丁寧に説明しています。

動物は人間よりもはるかに光に敏感な場合がありますので、AF(オートフォーカス)補助光についてもご使用しないでください。動物たちが強い光に驚き、ストレスを感じたり、けがにつながる恐れがあるためご協力をお願いします。
出典:お客様へのお願い・動物園でのマナー(札幌市円山動物園)

動物が光に敏感だということは、知らなかった方も多いのではないでしょうか?「ちょっとくらい大丈夫」という軽い気持ちのフラッシュが、動物を驚かせたりけがにつながったりするリスクがあるのですね。気をつけなければいけません。

商用・収益目的の撮影は要注意

上記の動物園のいくつかでは、商用目的での撮影には許可や手続きが必要だと公式サイトに明記しています。中でも円山動物園のルールは厳しく、次のように説明されています。

過去に許可を得ずに撮影した写真や動画を商用利用することはできません。過去に許可を得ずに撮影した動画等を既に商用利用している場合は、撮影日に遡って公園使用料をご負担いただく必要があります。
出典:お客様へのお願い・動物園でのマナー(札幌市円山動物園)

「動物園で撮った写真や動画をSNSに投稿したら収益が発生した」というケースも、今の時代は珍しい話ではありません。うっかりルール違反にならないよう、事前にしっかり確認しておきたいですね。

「即退園でいい!」マナー違反に怒りと共感の声が集まる

各動物園の注意喚起に対し、SNS上ではさまざまな声が上がっています。

多く見られたのは、ルール自体への共感の声です。「当たり前のことだよね」と、マナー違反に、驚きや呆れを示すコメントが目立ちました。また、「動物ファーストで考えたいよね」「動物最優先なのは当然!」と、あくまで動物の快適さを優先すべきという意見も多数見られ、動物園での撮影マナーに対する関心の高さがうかがえます。

一方、具体的な対策を提案する声も。「園内のいろいろな場所に看板を立てたら効果があるかも」と、ルールの周知方法についてアイデアを寄せる方もいました。

また、マナー違反者への対応については、「即刻退園させるべき」「再入園を禁止すべき」といった厳しい措置を求める声も上がっており、問題に対する関心の高さがうかがえます。

動物園は、動物たちのおうち!撮影マナーを守って楽しもう

今回は、動物園での撮影マナーをめぐる注意喚起と、その反響についてご紹介しました。

ライブ配信やフラッシュ撮影、商用目的の撮影など、一見「ちょっとくらいいいか」と思えるような行為も、動物にとっては大きなストレスになることがあります。動物園は動物たちが毎日生活している場所。つまり、「おうち」です。訪れる私たちは、いわばお客さん。動物たちの生活を邪魔してはいけません。

「みんなやってるから大丈夫」「バレなければいい」という軽い気持ちが、動物たちの健康を損なったり、他のお客さんの楽しい時間を奪ったりすることにつながりかねません。ルールを守って楽しむことが、大好きな動物たちを守ることにもなるのです。次に動物園を訪れる際は、ぜひ撮影マナーを改めて意識してみてくださいね。


参考:
天王寺動物園[公式](@TenZoo_official)2026年2月17日投稿
ご観覧時の注意事項(天王寺動物園)
ご観覧時のマナー(名古屋市東山動植物園)
お客様へのお願い・動物園でのマナー(札幌市円山動物園)
撮影・報道・取材・ロケについて(旭山動物園)
お願い(上野動物園)
動物園(駐車場含む)で写真や動画を撮影する場合の許可について(神戸市立王子動物園)
園内での動画撮影やライブ配信の取り扱い姫路市立動物園


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