1. トップ
  2. 国会議員に投票したのに…「無効票になります」衆院選の一票が“ただの紙切れ”になってしまう危険な落とし穴

国会議員に投票したのに…「無効票になります」衆院選の一票が“ただの紙切れ”になってしまう危険な落とし穴

  • 2026.2.7
undefined
出典:PhotoAC ※画像はイメージです

2026年2月8日は第51回衆議院議員総選挙の投票日です。X(旧Twitter)で「応援している政治家の名前を書いて投票してきた」という投稿に対し、「その政治家は自分の選挙区から立候補していないため無効票になる」と指摘するやりとりが話題になっています。

せっかく投票所に足を運び投票をしても、ルールを知らないと大切な一票が「ただの紙切れ」になってしまうことも。今回は、無効票にならないために知っておきたい投票の基本ルールについて詳しく紹介します。

自分の選挙区から出ていない人の名前を書くと無効票に

無効票になるのは、公職選挙法のルールに基づいた記載がされていない投票です。

衆議院選挙の小選挙区選挙では、自分が住んでいる選挙区から立候補している人の中から1人を選んで投票します。ここで注意したいのが、「他の選挙区から立候補している人」や「今回の選挙に立候補していない人」の名前を書いてしまうと、その票は無効になってしまうという点です。

これは複数の自治体の選挙管理委員会の案内でも共通して説明されています。

例えば狛江市の公式サイトによると、無効票となる投票用紙の例として以下のようなものが挙げられています。

  • 候補者でない者の氏名を書いた投票
  • 2人以上の候補者の氏名を書いた投票
  • 候補者の氏名のほか、他事を書いた投票(例:「○○○○当選」「○○○○さんガンバレ」など)
  • 氏名の下に「へ」「に」「さんへ」と書かれたものも無効
  • 候補者の氏名を自書しない投票(例:ゴム印での押印など)
  • 候補者の誰を書いたのか確認できない投票

船橋市も「他の選挙区の候補者に投票した場合、無効になります」と注意を促しており、富田林市も「著名人の氏名など、候補者の氏名と全く関係がない氏名が記載されている投票は、無効になります」と明記しています。

つまり、たとえ実際に国会議員を務めている人であったとしても、その人があなたの選挙区に立候補していない場合、その名前を書いても有効票としてカウントされません。

衆議院選挙の「比例代表選挙」は政党名を書く

衆議院選挙では、小選挙区選挙、比例代表選挙、最高裁判所裁判官国民審査の3種類の投票用紙があります。ここでも注意が必要なのが、比例代表選挙の投票方法です。

総務省の公式サイト「衆議院議員総選挙の投票方法」によると、比例代表選挙では「政党名」を書くのが正しい投票方法とされています。

参議院選挙の比例代表選挙では個人名・政党名いずれを書いても有効になりますが、衆議院選挙の比例代表選挙では政党名を記入する必要があります。

小選挙区選挙では候補者の名前、比例代表選挙では政党名という違いを理解しておくことが大切です。

投票前に必ず自分の選挙区の候補者を確認しよう

せっかく投票所に足を運んでも、ルールを知らないまま投票すると無効票になってしまい、大切な一票が無駄になってしまいます。投票に行く前には、必ず自分の選挙区から誰が立候補しているのかを確認しましょう。

確認方法としては、各自治体から配布される「選挙公報」や、投票所周辺に設置される掲示板などがあります。また、多くの自治体の公式サイトでも候補者情報が公開されています。

「推し」の政治家に投票したい気持ちはわかりますが、自分の選挙区から立候補していない場合は、その票は無効になってしまいます。投票前にしっかりと確認し、有効な一票を投じましょう。


参考:
無効投票となるもの(狛江市)
投票に行きましょう(船橋市)
無効となる投票の例(富田林市)
衆議院議員総選挙の投票方法(総務省)


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】