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寒いっ!だからこそ美しい 2つの「絶景」どちらを選ぶ?【北海道十勝・豊頃町】

  • 2026.1.27

北海道十勝南部の豊頃町を流れる十勝川の河川敷に、北海道を代表するシンボルツリーのひとつ「ハルニレの木」があります。

2025年12月13日、たった一夜だけ光に包まれる、ライトアップイベントが行われました。
暗闇の中に浮かび上がる枝は、まるでレースのように繊細で力強く、上空から見下ろすと一本の樹が放つ光が冬の広い空と野をやさしく結び、風景そのものが何かの舞台のようにも見えました。

1年に1度だけ出会うことができる、幻想的な夜のハルニレを、ドローン映像でご覧ください。

ライトアップは1年に1度ですが、ハルニレはライトアップされていなくても「絶対に見たい絶景」のひとつ。

夏の葉が生い茂った生命力あふれるハルニレも美しいのですが、オススメは冬の日の出です。

大地に立つ美しい木の、ちょうど向こう側に太陽が昇るので、日の出前からハルニレの前にたたずんでいると、たくさんの星がちりばめられた空が、透明感のある青色に変わり、やがてオレンジ色に。

そして、ハルニレの根元近くから、まばゆい太陽が姿を現します。

凍てつく寒さの中で、刻々と変わる空の色をじっと見つめる時間…それは写真や映像を見るだけでは感じることができない特別な体験となるでしょう。

Sitakke
冬の朝のハルニレ 北海道ならではの美しさにあふれる(画像提供:PIXTA)ハルニレのある豊頃町には、もう1つ、北海道の寒い冬によって生み出された絶景があります。

それは「ジュエリーアイス」、真冬にだけ現れる、氷の自然作品です。

十勝川でできた氷が太平洋へ流れ出し、河口近くの砂浜に打ち上げられ、波にもまれるうちに角が取れ、磨かれることで、透き通ったクリスタルのようになるのです。
太陽の光を受けると内部で光が屈折し、宝石のようにきらめいて見えることから、「ジュエリーアイス」という名前で呼ばれるようになりました。

見ることができるのは、十勝川河口近くの大津海岸で、見頃はおおよそ1月中旬〜2月下旬の厳寒期。
もっとも美しく見えるのはこちらも日の出の時間。
水平線から昇る光が氷に入った瞬間、オレンジ色や金色に染まり、それまで眠っていた氷が息を吹き返し、その内部から、あたかも自ら発光するかのような、幻想的な光景です。

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朝日に輝く、宝石のような「ジュエリーアイス」(画像提供:ami_papa)

2つの絶景は同じ豊頃町にあるのですが、日の出の時間に両方をいっぺんに見ることは、残念ながらできません。
事前に情報を収集して、ジュエリーアイスが来ているようであれば、ジュエリーアイス優先。
来ていないようであれば、ハルニレで夜明けを迎えるのが良いかもしれません。

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いちめんの「ジュエリーアイス」に覆われた豊頃町の海岸(画像提供:ami_papa)

※ドローン映像は2026年1月26日 「北海道ドローン紀行」にて放送
撮影:DRONE/47 HIROYUKI.YAMAZAKI さん(深川市在住)
音楽:HBCジュニアオーケストラ

※掲載の内容は記事執筆時(2026年1月)の情報に基づきます

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