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ガーデニング初心者必見!シクラメンの育て方【戸外・室内】と上手な夏越しのコツ

  • 2026.1.14

ガーデニング初心者必見!シクラメンの育て方【戸外・室内】と上手な夏越しのコツ

冬の鉢花を代表するシクラメン。かがり火のように花弁をそり返らせる花形がユニークです。かつてはお歳暮などのギフトや年末年始に室内を飾る花として人気を集め、現在は冬も戸外で楽しめる寒さに強いタイプが一般的に。室内外どちらでも5月まで咲き続ける花は貴重です。

育てる場所によってタイプを選ぶのが大事!

シクラメンには寒さに強く戸外で咲き続ける小型のガーデンシクラメンと、寒さにはあまり強くないものの室内で華やかな鉢花として楽しめるタイプがあります。庭やベランダで育てたいのか、室内を飾りたいかによって、タイプを選んで購入しましょう。

タイプの選び方は難しくありません。園芸店やホームセンターの戸外に並んでいれば寒さに強いガーデンシクラメン、屋内の棚にあれば室内タイプです。ガーデンシクラメンは3.5号(1号は直径3㎝)ほどのポット苗が500~800円とお手頃で、室内タイプは5号~6.5号の鉢花で800円から高いものは数千円します。

ただし、コンパクトな草姿がかわいらしいミニシクラメンは、小さなポット苗でも寒さには強くないので、迷った場合はお店の方に耐寒性を確認しましょう。寒さに強くないといっても、最低5℃以上あればどのタイプのシクラメンも大丈夫! 屋内でも暖かすぎる部屋より日当たりのよい廊下などが適します。

変化に富む園芸品種、近年注目される可憐な原種

室内で楽しむタイプは、花径が大輪から小輪(ミニシクラメン)まで幅広く、花色も赤・ピンク・白の基本色にくわえ紫系まであります。花弁に縁取りが入る覆輪、バイカラー(2色咲き)や絞り模様などと、園芸品種が多彩です。近年は八重咲きや花弁がそり返らないユニークな花形も登場しています。

ガーデンシクラメンも、新鮮なサーモンピンクの花色や覆輪タイプなどが誕生。葉模様も多彩で、シルバーリーフを思わせる斑入り葉の品種などが注目されています。

こうした園芸品種に対して、近ごろじわじわ人気を呼んでいるのが原種シクラメンです。園芸品種はおもに原種シクラメン・ペルシカムを品種改良したものですが、シクラメンにはほかにもギリシャ原産のシクラメン・ヘデリフォリウムや、トルコ原産のシクラメン・コウムなど23種の仲間があります。

原種は栽培が難しいと思われがちですが、ヘデリフォリウムやコウムは寒さだけでなく夏の暑さにも強くて育てやすいものです。夏は地上部が消えますが、植えっぱなしで年々花が増えるという特徴があります。

シクラメンを次のシーズンに咲かせるためには

多くの園芸品種のもとになったシクラメン・ペルシカムは、球根(塊茎)で成長する多年草で、トルコなどの丘陵地帯の岩場や、低木の茂み、森林地帯が原産地です。日本の太平洋側と異なり、夏は乾燥する気候なので蒸し暑さが苦手。夏は葉を落とすため、枯れてしまったと思う方が多いのではないでしょうか? けれど、これは休眠しているだけなのです。

室内で楽しんだ園芸品種は、花後に戸外に出して水やりを続けます。次第に葉が減ったら雨の当たらない涼しい日陰に移動させて水やりを中止して夏越し。涼しくなる秋のお彼岸ごろ、ひとまわり大きな鉢に植え替えて、水やりを再開すると新しい葉が出てきます。

夏に葉が残っていたら、水やりの間隔をあけ気味にして育て、秋に植え替えましょう。

庭やベランダで育てたガーデンシクラメンや原種も、夏に強光線が避けられる場所で乾かし気味に栽培できると、夏越しして2年目の花が楽しめます。これらも夏の蒸し暑さを苦手にしますが、冬の寒さには強くて雪が積もっても大丈夫です。

シクラメンには耐寒性の異なる2タイプがあって、上手に夏越しできれば次のシーズンも咲く多年草だとわかったら、楽しみ方の幅がぐっと広がるのではありませんか。

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