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−41.2℃でも楽しめる!?3つの日本一があるまち・幌加内町の魅力【しろまる寄り道⑮】

  • 2026.1.8

WEBマガジンSitakkeで連載中の、ちょっと“距離感”がおかしい道民、白丸あすかが描く漫画『しろまるほっかいドライブ~白丸さんは距離感がおかしい~』から、寄り道スポットをご紹介します。

今回のドライブ日記は、ホワイトクリスマスが当たり前の北海道で、さらに一段階上!玄人向けの超★ホワイトクリスマスを味わう、深川をスタートに道北エリアを巡る旅。その中でまず立ち寄ったのは…

寄り道スポットNo.15 幌加内町

Sitakke読者の皆さまこんにちは。
旅好き北海道民のしろまるです。

本コーナーは道内をドライブする連載企画『しろまるほっかいドライブ~白丸さんは距離感がおかしい~』の作中において登場したスポットを掘り下げて紹介する寄り道コーナーとなっております。ちょっとディープな北海道の世界へご案内!

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ホワイトクリスマスを求めて北海道北西部内陸の豪雪地帯をドライブするしろまるは、スタート地点の深川から車で1時間ほどの山あいにある幌加内町を訪ねました。

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思ったよりも雪は少なめ……?

取材日が11月末だったこともありこの時の積雪は控えめでしたが、幌加内は2018年の2月に324センチという道内最深の積雪量を記録している、まごうことなき豪雪のまちです。

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町役場や幌加内町交流プラザには当時の積雪量を示す看板が設置されていて、 視覚的に豪雪レベルを体験することができます。

そして、幌加内町は単に雪の量が多いだけでなく、3つの日本一がある町としても知られています。

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幌加内が誇る3つの日本一とは、
1 そば畑の面積が日本一
2 日本最大の人造湖がある
3 日本最寒記録が残っている
の3つであり、自然に囲まれた雪深い町ならではの個性が光ります。今回の寄り道では、南北に長い幌加内の町域を北上しながら、この3つの日本一にまつわるスポットを巡りました。

1つ目の日本一を味わうスポット「幌加内交流プラザ」

まず1つ目の日本一を堪能するべくやってきたのは、幌加内町交流プラザの中にあるそば処「雪月花」さんです。交流プラザはバスターミナルや観光協会、商工会が入っている観光拠点となる複合施設で、かつて幌加内経由で深川と名寄を結んでいた深名線の資料展示室もあります。

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町の中心部に建つ「幌加内町交流プラザ」
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2階にある深名線資料展示室。
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お目当てのそば処「雪月花」さん。目の前にバスターミナルがあるのでアクセスは抜群です。

雪月花は脱サラしたオーナーさんがそば農家で修行を積んだ後、2016年にオープンした本格手打ちそばのお店です。暖かい雰囲気に包まれた店内に入ると、壁一面に著名人や遠路はるばる訪れたライダーたちの色紙がズラリと貼られていて、このお店が地元の方だけでなく観光客にも憩いの場として愛されているのを感じました。

おすすめのメニューを訊くと「冷たいそばであれば十割そばが提供できる」とのことだったので、冷たいそばと天ぷらがセットになった「天ぷらそば(1,680円)」を注文。

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幌加内そば到着!
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麺が緑色をしているのは新そばの特徴です。
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しっかりとしたコシのあとからほんのり甘みが感じられる幌加内そばと、サクサクの衣にギュッと素材の旨味が閉じ込められた天ぷらは、文句のつけようがない最高の組み合わせです。シメのそば湯で初冬の寒さに凍えた身体を温め、大満足のランチタイムとなりました。

2つ目の日本一「朱鞠内湖」

しろまる本体の燃料補給が済んだところで、次なる日本一を目指して車を走らせていきます。

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国道を北上していると、道路脇にそば畑を一望できるそばの花展望台がありました。そばの花が見頃をむかえる7~8月には、一面の白い花の絨毯を見ることができます。町内には、他にも3ヶ所のビューポイントが用意されています。(純白の丘、白銀の丘、白絨毯の畑)
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道の駅「森と湖の里ほろかない」の「せいわ温泉ルオント」。レストランがあるのでここでも幌加内そばが食べられます。

町の中心部から40分ほど走ったところで、幌加内にある2つ目の日本一スポット「朱鞠内湖」に差し掛かりました。朱鞠内湖は1943年に完成した雨竜第一ダムによって堰き止められた日本最大の人造湖で、東京ディズニーランド約30個分の広さがあります。自然豊かな朱鞠内湖は幻の魚「イトウ」が住む神秘の湖として知られ、湖面が凍結する冬場もワカサギやトラウト釣りの場としてにぎわうことから、季節を問わず釣り人たちに人気があります。

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湖の南西にある展望台より。取材時は穏やかな湖面が青空を反射していました。

3つ目の日本一にまつわる「母子里クリスタルパーク」

朱鞠内湖を過ぎたところで最後に立ち寄ったのは、町の北限に近い場所に位置する母子里(もしり)地区です。ここには幌加内が誇る3つ目の日本一にまつわるスポット「母子里クリスタルパーク」があります。クリスタルパークは同地区で1978年の2月17日に記録された日本最寒記録(※マイナス41.2度)を記念して作られた施設で、管理棟にて「日本最寒地到達証明書」を100円で発行しています。

※注)気象庁の公式では1902年に旭川市で記録されたマイナス40.0度を最寒気温としています。
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パーク内で一際異彩を放つ「クリスタルピークス」と呼ばれるモニュメントはつららをイメージしたデザインとなっており、最寒気温を記録した2月17日(天使のささやき記念日)にライトアップ等のイベントが行われます。

母子里を出発して程なくすると、美深峠の頂上で美深町との町境に到達し、長かった幌加内町の寄り道旅が終わりました。

今回の訪問は時期が早かったためまずまずの雪景色でしたが、クリスマスシーズンから厳冬期にかけては北海道屈指の銀世界と、運が良ければ天使のささやき(ダイヤモンドダスト)を見ることができます。洋風のイメージが強いクリスマスに、あえて雪深い幌加内に赴き、本場のホワイトクリスマスとそばを楽しむのも渋くていいと思いませんか?

豪雪クリスマス旅」を流行らせていきましょう!(謎の野望)

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ありがとう幌加内。機会があれば、また来年のクリスマスに……?

今回のドライブコース

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寄り道スポット情報

【幌加内そば 雪月花】
住所: 雨竜郡幌加内町幌加内 交流プラザ1階
TEL:0165-26-9229
営業時間: 午前11時~午後3時
定休日: 火曜日

【母子里クリスタルパーク】
住所:雨竜郡幌加内町母子里
TEL:0165-38-2513
営業時間: 午前8時30分~午後5時
定休日:月曜日(年末年始休業あり)

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文・絵:白丸あすか
編集:Sitakke編集部YASU子
※掲載の内容は取材時(2025年11月30日)の情報に基づきます

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