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管理栄養士「なるべく避けて」→実は『コーヒー』と相性の悪い食べ物があった…食べ合わせに「注意すべき食べ物」とは?

  • 2026.1.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

仕事の合間や食後のリラックスタイムに欠かせないコーヒー。

香りや味わいに癒やされますが、実は「一緒に食べるもの」や「飲むタイミング」によっては、せっかく摂った食事の栄養を台無しにしたり、体に負担をかけたりすることをご存知でしょうか?

今回は、管理栄養士が教える「コーヒーと相性の悪い食べ物」と、健康的に楽しむためのポイントを解説します。

記憶力や鉄分の吸収を妨げる?コーヒーと「食べ合わせNG」の代表格

コーヒーの成分にはカフェインのほかに「タンニン」と呼ばれる渋み成分が含まれています。

このタンニンは、特に鉄分の吸収を阻害する性質があるため、鉄分を多く含む食べ物と一緒に摂るのはおすすめできません。具体的には、レバーやほうれん草、小松菜などの鉄分豊富な野菜や肉類とコーヒーを同時に取ると、体に必要な鉄分の吸収効率が下がってしまうのです。

鉄分不足は貧血のリスクを高めるだけでなく、疲れやすさや集中力の低下など、日常生活に支障をきたす可能性があるため注意が必要です。また、タンニンは腸内で他のミネラルやタンパク質の吸収も妨げることが知られており、栄養バランスに影響を与えかねません。そのため、食後すぐのコーヒーはなるべく避けて、食べてから1時間程度空けるのが望ましいでしょう。

甘いお菓子や乳製品も注意?コーヒーとの組み合わせポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

また、意外に思われるかもしれませんが、コーヒーと甘いスイーツや乳製品の組み合わせも注意が必要です。

例えば、砂糖たっぷりのケーキやクッキーと一緒にコーヒーを摂ると、血糖値が急上昇しやすくなり、体に負担がかかります。さらに、コーヒーに含まれるカフェインは胃酸の分泌を促すため、食後に甘いものと一緒に摂ると胃の不快感や胸やけを起こす人もいます。

乳製品に関しては、カフェインがカルシウムの吸収を阻害するわけではありませんが、コーヒーの酸と乳製品が合わさることで一部の人は消化不良を感じる場合があります。特に胃腸の弱い人は、ミルク入りコーヒーを飲むタイミングや量に気を付けるとよいでしょう。健康的な組み合わせを目指すなら、コーヒーは食後しばらく時間を置いてからゆったり楽しむのがコツです。

コーヒーは飲み方を工夫して、もっと楽しく健康に!

美味しいコーヒーは日々の楽しみですが、食べ合わせ次第で栄養の吸収を妨げたり、胃腸に負担をかけることがあります。

  • 「食後1時間」ルールを守る 食事で摂った栄養(特に鉄分)が吸収される時間を確保するため、食後すぐに飲まず、1時間ほど空けましょう。
  • 胃腸の調子に合わせる 胃が疲れている時は、カフェインレスを選んだり、お菓子とのセットを控えたりする工夫を。

コーヒーは「いつ飲むか」で薬にも毒にもなります。タイミングを工夫して、美味しく健康を守りましょう。


監修者:清水ふうこ

病院およびクリニックにて、生活習慣病を中心とした栄養指導・栄養管理に携わる。
臨床現場での経験を通して「無理なく続けられる食事こそが健康の土台」と感じ、現在は在宅で健康・食生活に関する情報発信にも取り組んでいる。
家庭でも実践できるやさしい食事サポート、わかりやすく伝える言葉選びを大切にしている。