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【博多駅】おジャ魔女どれみ25周年メモリアル展|福岡で体感“魔法と成長の物語”

  • 2025.12.31

こんにちは♪リビングふくおか・北九州Web地域特派員のみずぽんです。ピリカピリララ ポポリナペペルト♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

※どれみちゃんに会える写真撮影会は1月4日(日)で時間制、別途有料チケット(1000円/1グループ4名まで)が必要。

2025年12月、JR九州ホールで開催中の「おジャ魔女どれみ25周年メモリアル展」に行ってきました。テレビアニメ放映開始から、なんと25年が経つそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

はじめに断っておきますと、私は、「おジャ魔女どれみ世代」ではありません。 おジャ魔女どれみは、1999年から2003年まで、日曜日の朝放映されていた作品。現在30代の方々が、ちょうどリアルタイム世代ではないでしょうか。 私はセーラームーン世代、娘たちはプリキュア世代、ちょうどそのあいだの世代です。 今は動画配信サービスで、過去の名作アニメにも簡単に出会える時代。「おジャ魔女どれみ」も、そんな「あとから出会った良きアニメ」のひとつでした。 世代でなくても、しっかりと楽しめてしまう。そんなおジャ魔女どれみの魅力を、今回の展示を通してお伝えしていきます♡

出典:リビングふくおか・北九州Web

おジャ魔女どれみの思い出

私の通っている美容院の美容師さんが、ちょうどおジャ魔女どれみ世代。「おジャ魔女どれみといえば、オープニング曲をカラオケでときどき歌いたくなる」と話してくれました。合いの手が入るところが良い感じで盛り上がるそうです。 また、「瀬川おんぷちゃん(天才子役)になりたかった!」なんて、当時の思い出も教えてくれました。みなさんが、真っ先に思い出すのは何でしょうか?やはり特徴的な呪文でしょうか。それとも、放送当時小学生だった自分自身の姿でしょうか。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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おジャ魔女どれみは、単なる魔法少女アニメではありません。いじめ、不登校、家庭不和、将来への不安――。本来なら避けたくなるような現実問題、今で言う「子どもの生きづらさ」みたいなものを、2000年前後という時代に真正面から描いていた作品です。当時としてはかなり珍しい作品だったそうですよ。

また、一般的な魔法少女アニメにありがちな「戦い」のシーンがほとんどありません。友情や日常を通して、少しずつ成長していく姿が描かれているのが特徴です。セーラームーンの「愛と正義で勝つ!」とも違うし、プリキュアの「力を合わせて敵を倒す!」とも違います。どれみたちのご一行は、勝たないし、すぐに解決もしない。それでも前に進んでいきます。戦いに頼らない問題解決が、一見優しいだけのように見えますが、日常の重たさをそのまま肯定してくれる物語なのではないでしょうか。

出典:リビングふくおか・北九州Web

おジャ魔女のどれみのあらすじ

物語のスタート時、主人公の春風どれみは、小学3年生。自称「世界一不幸な美少女」です。 魔法に憧れ、「好きな先輩に告白したい」と願うどれみは、ある日怪しげな魔法グッズ店「MAHO堂」に足を踏み入れます。そこで本物の魔女・マジョリカを見破ってしまい、魔女ガエルに変えてしまいます。元に戻すために、どれみは幼馴染みの藤原はづき、転校生の妹尾あいことともに、魔女見習いとして修業を始めます。ここからが、おジャ魔女どれみの物語のスタートです。そして、そこからシリーズを通して、彼女たちは確実に成長していきます。学年が上がり、悩みが変わって、抱える問題がリアルになっていきます。 ふと冷静に考えると、当時視聴者だった人たちも同じ時間を生きています。当時どれみと同じ小3だった子たちは、今や30代。親になり、かつてのどれみたちの悩みを、今は「大人側」として見つめています。この展示は、アニメの回顧展であると同時に、「私たちは、あの頃の子どもをちゃんと理解できる大人になれたのだろうか?」そんな問いかけでもあるように感じました。

プリクラもたくさん撮って、交換したことを思い出して懐かしい気持ちになりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

魔法は万能じゃない、というメッセージ

おジャ魔女どれみが、他の魔法少女作品と決定的に違う点は、魔法が万能ではないことです。さまざまな問題が取り扱われていますが、魔法で一瞬に解決しません。家庭の問題も、友達関係も、時間と向き合う必要があります。ときには、魔法を使ったことで、事態がこじれることすらありました。「人生を切り拓くのにラクな近道はないんだよ」そんなメッセージが、物語の随所から伝わってきます。 展示では、そうしたエピソードの背景や、制作側の意図も紹介されていました。子ども向けだからといって、簡単な答えを用意しない。そんな覚悟が、作品全体に通底してるように思います。子育てをしていると、親として何か「正解」を示してあげたくなることもあります。でもどれみは「答えは自分で見つけるしかない」と教えてくれる作品です。結末はネタバレになるので詳しくは書きませんが、名シーン紹介に触れながら、「子どもの困りごとを親としてどう受け止めるのか」、「正解を与えずに伴走ができているのか」、自分自身の子育てを振り返る時間にもなりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ハナちゃん可愛いー♡こんなに可愛いらしい見た目ですが、魔女界の未来を左右する超重要人物なのです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

撮影スポット、充実!テンションが上がる展示

会場内には、フォトスポットも満載でした。帽子をかぶって、呪文のフォトプロップスを持って記念写真を撮れるスポット、ほうきに跨って、おジャ魔女気分を味わえたりと、友達や家族と写真を撮り合いっこすると楽しいかもしれません。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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特に印象的だったのが、教室を再現したエリア。まるでクラスメイトになったような感覚で、写真映えはもちろんのこと、物語の世界に入り込めるようなデザインになっていました。視覚から、体感から、展示内容と自分のおジャ魔女どれみのイメージが、不思議と結びついていくような感覚を味わえました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

教室のうしろ。忠実に再現。

出典:リビングふくおか・北九州Web

物販も充実♡

物販のグッズは、おジャ魔女どれみ展の中に入った方しか購入することができないので、いろいろ迷いに迷いました~!その時間も楽しかったです♪ 個人的に気になったグッズの一部をご紹介します。

この服を購入するか迷いました・・・。「ロングTシャツ 馬越嘉彦描き下ろしver.」3,900円(税込)。

出典:リビングふくおか・北九州Web

このイラストがプリントされています。馬越嘉彦さんの描き下ろしイラストです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

今、シール交換が流行っていますが、昔懐かしい、その名も「なつかしタイル風シール」750円(税込)が販売されていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

全7種からランダムでどれかひとつが入っている「キャラクターフェイスヘアゴム」900円(税込)。 こちらを購入し、ハナちゃんが出ました♡

出典:リビングふくおか・北九州Web

世代の人も、そうでない人も、この冬、おジャ魔女どれみの世界へ行ってみてください♪

おジャ魔女どれみ25周年メモリアル展 JR九州ホール 福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ9階 くうてんフロア内 2025年12月20日(土)~2026年1月12日(月・祝)※23日間 ※1月1日は休館日 10時~18時 ※最終入場は17時30分 お問い合わせ 福岡会場事務局(東映内)092-532-1081 ※平日10時~17時(会期中は営業時間) おジャ魔女どれみ25周年メモリアル展

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