1. トップ
  2. レシピ
  3. 【爆速おせちレシピ】ポリ袋で味をなじませておけば、食べたいときにいつでも焼き立てを楽しめる「ぶりの幽庵焼き」

【爆速おせちレシピ】ポリ袋で味をなじませておけば、食べたいときにいつでも焼き立てを楽しめる「ぶりの幽庵焼き」

  • 2025.12.30

醤油と酒、味醂の甘辛い幽庵だれに、柚子がふわりと香ります。荻野恭子さんの目からウロコのおせち論と毎年挑戦したくなる、気楽なおせちづくりを紹介します。

【爆速おせちレシピ】ポリ袋で味をなじませておけば、食べたいときにいつでも焼き立てを楽しめる「ぶりの幽庵焼き」

■「ぶりの幽庵焼き」のつくり方

ぶりは出世魚の代表格。その焼き物で新年を祝います。
少量の切り身でも、丁寧に準備しておけば好きなときに焼きたてを楽しめます。

ポリ袋おせち
ポリ袋おせち

□食べる直前までなじませておいしく「ポリ袋で漬け置く」

ポリ袋
ポリ袋

調味料が少量で足りるのも、ポリ袋調理のよさです。
空気を抜いて密封すれば、調味液が素材全体に効率よくからみ、味がよくなじむ上に、コンパクト。そのまま冷蔵庫に入れられますから、ポリ袋での漬け置きは理にかなっています。
甘酢漬けのほか、肉の焼き漬けや、魚の下味つけなど汎用性も高いので、普段のおかずにも活用してください。

ポリ袋
ポリ袋

◇材料 (2~4人分)

ぶり:2切れ(切り身)
塩:小さじ1/4
A :
・ 醤油:大さじ1
・ 酒:大さじ1
・ 味醂:大さじ1
・ 柚子:適量(皮のせん切り)


(1)ぶりに塩をふる
ぶりは半分に切って塩をふり、15分ほど置く。

ぶりに塩をふる
ぶりに塩をふる

(2)水気をとる
出てきた水気をしっかり拭き取る。このひと手間で臭みが取れる。

水気をとる
水気をとる

(3)ポリ袋に入れて漬け置く
ポリ袋にぶりとAの材料を入れ、袋の上からもみ込んでなじませる。空気を抜いて口を閉じ、30分~半日ほど置く。

ポリ袋に入れて漬け置く
ポリ袋に入れて漬け置く

(4)焼く
グリルで両面をこんがり焼く。調味液で焦げやすいので、程よく焼き目がついたらアルミホイルをかぶせる。仕上げに残った調味液を塗って、照りをつける。

焼く
焼く
完成
完成

――教える人

「荻野恭子 料理研究家」

和食、フランス料理、中国料理をはじめ、世界65カ国の家庭料理の知恵を備えた料理研究家。アジア諸国で目にしたポリ袋の活用方法に着想を得て、早くからポリ袋調理を提唱。著書に『ポリ袋漬けのすすめ』(文化出版局)ほか多数。


この記事はdancyu2021年1月号に掲載したものです。

文:岡村理恵 写真:工藤睦子

元記事で読む
の記事をもっとみる