【博多駅周辺ランチ】九州食材×薪焼きフレンチ！ホテルレストランの贅沢ビュッフェ（福岡）

こんにちは。おいしいものを存分に味わいたい、グルメライターの藤田ショウです。

今回は、スタイリッシュな空間で薪火料理と前菜ビュッフェが楽しめる、博多エリアのホテルレストランをご紹介します。

九州食材と薪火料理が主役！ホテルのレストラン「Restaurant＆Grill Nine Doors（ナインドアーズ）」（福岡市博多区博多駅前）

JR博多駅・博多口より徒歩約7分。和モダンな外観が博多の街に溶け込む、ホテル『THE BLOSSOM HAKATA Premier（ザ ブラッサム博多プレミア）』。

人気店が立ち並ぶ1・2階の飲食エリアのなかで、宿泊客の朝食ビュッフェ会場にもなっているメインレストランが『Restaurant＆Grill Nine Doors（ナインドアーズ）』。

全国で約100店舗の飲食店を展開する『株式会社バルニバービ』が2019年にオープンした、薪火グリラーで豪快に焼き上げる“薪焼きフレンチ”が主役のレストランです。

「体感するテロワール（土壌）」をコンセプトに、福岡をはじめ九州各地から本当においしい食材を厳選していて、まるで九州中を旅しているかのような、ストーリー性を持った食体験を楽しめます。

店内は、大きな窓からやわらかい光が差し込み、テーブル席やソファ席、カウンター席など、およそ135席を備えた開放的な空間。

空間づくりにこだわる『バルニバービ』がホテルの世界観に合わせてデザインした、上質でラグジュアリーな雰囲気が広がります。

レンガ調の壁やスケルトンな天井がインダストリアルな雰囲気も醸し出しつつ、ゆったりとした席間隔や壁面のアートがプレミアムな非日常感を演出しています。

夕方5時からオープンするカジュアルバー『BAR NINE』も併設されていて、心地よい音楽とカクテルで静かな夜を過ごすことができます。

2025年8月リニューアル！大満足の「薪焼きグリル×前菜ビュッフェランチ」

『Restaurant ＆Grill Nine Doors』で話題となっているのが、2025年8月からリニューアルしたランチメニュー『薪焼きグリル×前菜ビュッフェランチ』（2,900円〜）。

薪火料理を中心とした8種類のメインに加え、前菜・サラダ・カレー・デザートなど、およそ30種類の前菜ビュッフェを心ゆくまで味わうことができます。

選べるメイン料理は、自社加工の合い挽き肉を使った『薪焼きハンバーグ』や、地元の食材を主役とした『糸島豚肩ロース』『博多地鶏』など、素材の魅力を活かしたメニューが揃います。

また、追加料金で女性人気の高い『本日の鮮魚料理』（＋600円）や『国産クイーンビーフ』（＋300円）を選ぶこともできます。

ビュッフェランチを注文すると、お好みのドリンクを100円オフで利用できるのもうれしいところ。アルコールメニューも豊富なので、ちょっと贅沢な昼飲みにもおすすめです。

ビュッフェのほか、メイン・サラダ・前菜・パンorライスがセットになった『プレートランチセット』（1,600円〜）も各種用意されていて、より気軽に薪火料理を楽しみたい方におすすめです。

夜は薪火料理やパスタ、フランス製のホーロー鍋“ストウブ”の炊き込みごはんなど、アラカルトを中心としていて、ビストロ感覚で利用できるようです。

「Restaurant＆Grill Nine Doors」の贅沢ビュッフェランチを体験！

この日は『薪焼きグリル×前菜ビュッフェランチ』を注文し、メインは『博多地鶏』を選びました。

ビュッフェのサラダコーナーには、糸島野菜など地元の食材を中心とした、約10種類のみずみずしい生野菜と、コールスロー、ポテトサラダが用意されていて、数種類のドレッシングから選ぶことができます。

前菜は『フリッタータ』や『ナスのパルミジャーノ』、『バーニャカウダー』など彩りよく並べられていて、甘くないシフォンケーキ『シフォンサレ』や『生ハム』など、おつまみにうれしいメニューも揃います。

温菜には『ポルペッティのオーブン焼き』や『ロールキャベツ』など5種類が用意されていて、メイン料理にも引けをとらないラインナップです。

デザートもフレッシュな果物やゼリー、ミニケーキなどバリエーション豊かで、食後のひとときもしっかりと楽しめます。

お皿はフードロス防止のため、おかわりの際にはスタッフに空き皿と交換してもらう、交換制です。

オープンキッチンの店内からは、臨場感あふれるダイナミックな薪火調理を間近で見ることができますよ。

薪は九州産を中心にブレンドされていて、舞い上がる炎で食材を炙り焼きにすることで、表面にはしっかりと焼き目がつき、中はしっとりジューシーに仕上がりに。

この日いただいた『博多地鶏』も、パリッと香ばしく焼き上がった皮目にナイフを当てると、やわらかな身から澄んだ肉汁が滲み出る、絶妙な火入れ具合でした。

パプリカ・トマト・アーモンドを合わせた『ロメスコソース』が添えられていて、コクのある甘みとほど良い塩気が、野趣あふれる地鶏の旨みと相性抜群です。

ビュッフェのメニューも逸品ぞろいで、ミネラル感あるワインと磯の香りが漂う『ムール貝 白ワイン蒸し』は店長イチオシの一品。

貝の旨みが溶け出した汁には、最後の一滴まですすりたくなる深みがあります。

『ロールキャベツ』は、洋風スープでくたくたに煮込まれたキャベツで肉だねを包み込んだ、やわらかい口当たりと穏やかな味わい。

ほかにも、ふわっとした口当たりの肉団子『ポルペッティのオーブン焼き』や、ナスのとろとろ食感が魅力の『ナスのパルミジャーノ』など、食べ応えのあるメニューもおすすめです。

とろりとした口当たりにスパイスの芳香が重なる『カレー』も、ホテルならではの上品で奥行きのある味わいで、お腹に余裕があればぜひ味わっていただきたい一品です。

“薪火料理”と“前菜ビュッフェ”という贅沢なスタイルで、九州食材の魅力を心ゆくまで堪能できる『Restaurant ＆ Grill Nine Doors』。

ホテルレストランのスタイリッシュな空間ながら肩肘張らずに利用できる、週末の贅沢にぴったりなレストランです。（文／藤田ショウ）

■Restaurant＆Grill Nine Doors（ナインドアーズ）
住所：福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目8番12号 ザ・ブラッサム博多ビル2F
営業時間：【モーニング】6：30 ～ 10：00【ランチ】11：30 ～ 14：30【ディナー】17：00 ～ 23：00【バー：BAR NINE】17：00 ～ 1：00
定休日：なし ※BAR NINEは水曜定休
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