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「デビ高橋」がおすすめする福岡でおいしいごはんを食べるならこのお店!〜長浜屋台 博多バリバリ編〜

  • 2026.3.11

福岡在住のグルメブロガー・インスタグラマーのデビ高橋さん。20年間ほぼ毎日外食をし、食べ歩いた飲食店の数、なんと1万5000軒以上!Instagramのフォロワーは約10万人で、リリー・フランキーさんやバカリズムさんなど業界内にもファンは多い。

そんなグルメ通のデビ高橋さんが、出張や観光はもちろん、日常のランチやデート、会食で使える福岡・博多の飲食店をピックアップ!全国からも注目を集める“うまい街・福岡”の今行くべき店をぜひ堪能してほしい。

乾杯は「プレイボール」、お会計は「ゲームセット」!野球好きなら一度は行きたい名物屋台

店主の松清さん(左)とみさとさん
店主の松清さん(左)とみさとさん

長浜の「長浜屋台 博多バリバリ」は、第4回屋台公募で合格した屋台で、オープンは2023年6月。福岡市が進める屋台公募制度によって誕生した一軒で、スタート当初から話題を集めていた。

オープン当初の屋号は「屋台 長浜市民球場」。野球好きにはたまらないネーミングだが、オープンから2年半が経過し、常連客もそれなりについたものの、“野球ファンしか入れない店”というイメージが先行してしまったようだ。加えて、長浜エリアは天神や中洲のような人通りの多いエリアではない。目的を持って来る人が中心となるため、新規客の獲得にはなかなか苦戦していたという。

そこで一念発起。野球ファン以外の層も取り込もうと、2025年10月に屋号を「長浜屋台 博多バリバリ」へと変更した。

「博多バリバリ」は、福岡で入手困難といわれる人気菓子の名前。スフォリアテッラのぐるぐると巻いた生地に、ピスタチオやあまおう、マロン、シナモン&オレンジ、フロランタン、ジャンドゥーヤなどのフレーバーチョコレートを挟んだものだ。販売開始から4年間で累計200万個を売り上げたというから驚きだ。店主の松清さんがこのお菓子のファンであることから、新しい屋号に採用したそうだ。

私は福岡出身だが、不覚にもそのお菓子のことは知らなかった。まだまだ地元のことでも知らない魅力があるのだと、少し反省である。

店主の松清貴広(まつきよたかひろ)さんは関西出身。とにかく明るく、テンポのよいトークが魅力だ。屋台という空間は、店主のキャラクターがそのまま店の空気になるが、ここは間違いなく“陽”のエネルギーに満ちている。

彼が考案した独自ルールもユニークだ。乾杯は「プレイボール」、お会計は「ゲームセット」。1杯目のお客が来たときには、居合わせた全員で「プレイボール!」と声を合わせるという。最初は照れくさいが、不思議と一体感が生まれ、初対面同士でも距離が縮まる。屋台らしいライブ感を演出する仕掛けとして秀逸だ。

サインは以前の店名のまま
サインは以前の店名のまま

屋号は変わったが、屋台上部のサインは今も「長浜市民球場」のまま。それはいつ変えるのかと聞くと、「また屋号を元に戻すかもしれないから!?しばらくはこのままです」と笑う。屋号変更が比較的柔軟にできることにも驚いたが、その軽やかさもまた屋台らしい。

【写真】名物の「肉豆腐」
【写真】名物の「肉豆腐」

メニューも刷新されていた。以前はなかった名物「肉豆腐」(800円)は、すき焼き風の味付け。えのき、しらたき、豚肉、豆腐、玉ネギ、ネギなど具材がたっぷり入り、見た目以上にボリュームがある。ぐつぐつと煮えた状態で提供されるので、寒い日には身体の芯から温まる一品だ。ビールやハイボールとの相性もいい。

鶏白湯ラーメン
鶏白湯ラーメン

「鶏白湯ラーメン」(850円)は、醤油ベースのスープに鶏の旨味が重なるバランス型。麺はもっちりとした中太麺で、食べ応えがある。トッピングは鶏チャーシュー、メンマ、カイワレ、海苔。屋台で鶏白湯を提供しているところは意外と少なく、差別化の一杯といえそうだ。

クラフトチューハイ「九州レモン」
クラフトチューハイ「九州レモン」

「トマトチューハイ」(600円)はすっきりした飲み口で、トマトのほのかな酸味が心地よい。身体によさそうに思えて、つい杯が進む。「九州レモン」(780円)は九州限定のクラフトチューハイで、瓶ごと提供されるので1.5~2杯分はあるのはうれしい。お得感も十分だ。

屋台の内観
屋台の内観

この屋台は予約ができるのもありがたい。屋台は基本的に予約不可の店も多いため、事前に席を確保できる安心感は大きい。特に遠方からの来福客には重宝されるだろう。年末年始やGW、お盆などもできるだけ営業する方針だという。松清さんいわく、「屋台は観光業。観光客が多いときこそ開けないと意味がない」とのこと。

この秋には6回目の屋台公募が予定されているが、それに応募すべく“みさと”さんがここで働いていた。以前は松清さんの上司だったというからおもしろい縁だ。接客業の楽しさに目覚め、屋台という舞台に魅了されたのだとか。どんなコンセプトで挑むのか、こちらも楽しみである。

屋号は変わっても、根底にあるのは“人を楽しませたい”という気持ち。長浜の夜に、新しい風を吹き込む一軒だ。

メニュー表
メニュー表

●「長浜屋台 博多バリバリ」店舗データ

住所:福岡市中央区長浜3-14

電話番号:なし

営業時間:18時25分~翌1時(LO24時)

定休日:不定休

席数:8席

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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