【博多駅新店】一人ひと釜の羽釜ごはんが贅沢！箸が止まらない絶品和食御膳（福岡）

こんにちは！ 福岡の街と人をつなぐライター、黒石優美です。

今回は、羽釜で炊き上げる「銀しゃり」が主役の御膳を味わえる、注目の和食店をご紹介します。

2025年12月オープン！一つの御膳で二度おいしい「銀しゃりとだし茶漬け 釜のうさぎ」（JR博多シティ）

2025年12月9日、JR博多駅直結のJR博多シティ『シティダイニングくうてん』10階に『銀しゃりとだし茶漬け 釜のうさぎ』がオープン！

一人ひと釜ずつ丁寧に炊き上げるつやつや銀しゃりと、旨みを引き出しただし茶漬けが堪能できる御膳が名物の、和食好きにはたまらないお店です。

『おぼんdeごはん』（KITTE博多）や『だし茶漬け＋肉うどん えん』（天神地下街）などを全国展開するグループが手がけており、これまで培ってきた「ごはん×和食」の強みを活かした新業態。ここが全国1号店となります。

店内は、木目を生かした全46席の明るい空間。初めてでも入りやすい、温かみのある雰囲気です。

大きな窓越しに厨房の様子も見えますよ。

タイミングが合えば、羽釜のご飯が炊きあがる瞬間に出会えることも！

炊き上げ後にしっかり蒸らす工程を加えることで、ふっくら粒立ちのよい銀しゃりに仕上げているそうです。

王道！「銀鱈の西京焼きと鯛の胡麻ダレ御膳」

羽釜で炊いたつやつやの銀しゃりを主役にした豊富な御膳がそろうこちらのお店。

メニューは大きく、醬油や胡麻ダレに漬けたお刺身がメインの 「鮮魚」、魚や肉を味噌に漬け込んだ「漬け焼き」、海老や野菜の「天ぷら」、和牛の石焼きがメインの「スペシャル御膳」 があります。

どの御膳も、まずは炊きたての銀しゃりとおかずをそのまま楽しみ、後半は特製の出汁をかけてだし茶漬けに。一つの御膳で二度おいしい、ちょっと得した気分になれる仕立てになっています。

今回は、人気No.1の『銀鱈の西京焼きと鯛の胡麻ダレ御膳』（2,680円）を注文しました。

まずはそのまま、銀しゃりを味わってみました。お米は時期によって変わり、この日は佐賀県産の特別栽培『夢しずく』。

湯気とともに立ち上る香りだけで幸せを感じます！ 粒がしっかり立ち、噛むほどに甘みが広がりました。

ふっくらと厚みのある『銀鱈の西京焼き』は、味噌の甘みとコクがしっかり染み込み、箸を入れるとほろっと崩れるほど柔らかいです。

『鯛の胡麻ダレ』は、胡麻の香りがふわっと広がる上品な味わい。鯛の旨みが濃く、甘い！

ごはんの上にのせて、だし茶漬けにしてみました。

出汁は、昆布といりこ、宗田節・鯖節・鰹節の香りとコクを加えた和風出汁に鶏がらスープを合わせ、酒、みりん、白醤油、焼き塩で味を調え、全ての素材をなじませているそうです。

出汁に胡麻ダレが溶け込むことで香ばしさとまろやかさが加わり、また違ったおいしさに。ほっと落ち着く、やさしい味わいに変化します。

御膳のおかずはほかにも、湯葉がのった『茶碗蒸し』やピリッと辛い『辛子明太子』、『おばんざい2種』（この日は、きんぴらごぼうと胡麻豆腐）がセットになっていました。

カフェ利用にも！充実の甘味

食後やカフェ利用にうれしい甘味メニューもそろっています。

わらび餅と抹茶アイスに寒天とこし餡を合わせた『抹茶わらびもちあんみつ』（680円）や、しっとりとしたカステラにあずきといちごソース、牛乳アイスを合わせた『長崎カステラと牛乳アイス』（680円）、抹茶とチョコレートで作った濃厚な『抹茶ちょこテリーヌ』（780円）などがありますよ。

夜は九州の地酒×おつまみでゆったり晩酌タイム

九州の地酒が充実しているのもポイント。『北海道産いかの塩辛』（500円）や『薩摩揚げタコ焼き天』（500円）、『甘海老の糀漬け』（500円）など、ちょい飲みしたいときにうれしい一品メニューもそろっています。

メニューは終日同じなので、おつまみをつまんで、最後はだし茶漬けで締める……なんて楽しみ方も◎ですね。

博多駅直結で立ち寄りやすいので「和食でしっかり満たされたい」「ひとりでも落ち着いて食事したい」そんなときに心からおすすめしたいお店です！ ぜひ訪ねてみてくださいね。（文／黒石優美）

■銀しゃりとだし茶漬け 釜のうさぎ
住所：福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ「シティダイニングくうてん10階」
営業時間：11：00～22：00（L.O.21：15）
定休日：施設に準じる
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