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2026年に予定されている、欧州ロイヤルの注目イベント一覧

  • 2025.12.22
Getty Images

2025年にも数々のイベントに臨席し、華やかな姿を見せてきてくれたロイヤルファミリー。2026年にはどんなイベントが予定されている? 英国、デンマーク、モナコといった欧州ロイヤルの注目の行事をピックアップしてお届けしていく。

※注釈がない限り、写真は2025年のもの。

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1月1日 新年レセプション/デンマーク

毎年1月1日に、デンマーク国王夫妻が主催の新年祝賀会が開催される。この行事は、デンマーク王室の年間行事の中で最も重要で格式の高いものの1つで、政府関係者や要人、ロイヤルメンバーらが集結し、レセプションの後には豪華な晩餐会が行われる。

1月1日だけでなく、例年通り、1月初旬に数回にわけて新年の祝賀レセプションが開かれる予定だ。

Ragnar Singsaas / Getty Images

1月17日 ハーラル国王即位35周年式典/ノルウェー

1991年1月17日に即位し、2026年に在位35周年を迎えるハーラル国王。この節目を記念し、オスロ中心地で王室と国民が交流する大規模な祝賀行事が開催される予定だ。

過去に、2016年の即位25周年を記念した祝賀行事(写真)では、王宮前にスキー場などが設置され、スキー板持参&スキーウェアを着た国民がお祝いに駆け付け、ロイヤルもスキーウェアを着用してスキーする姿を見せた。

SC Pool - Corbis / Getty Images

3月21日 薔薇の舞踏会/モナコ

モナコ公室が主催するチャリティイベント「薔薇の舞踏会」は、グレース公妃財団への支援のため、モナコロイヤルやセレブたちが集結する、豪華絢爛な社交イベントでもある。

例年、ファッション界の世界的デザイナーがプロデュースを行うことで知られ、テーマに沿った華麗なドレスアップも見物だ。

WPA Pool / Getty Images

4月21日 エリザベス女王の生誕100周年/英国

2026年4月21日は、エリザベス女王の生誕100周年にあたるため、2026年を通して、展覧会や祝賀行事が予定されている。

一例としては、エリザベス女王が100年にわたる生涯で着用した200点を超える衣服が公開される大規模な展覧会が、バッキンガム宮殿のキングズ・ギャラリーにて4月10日~10月18日に行われる予定だ。

写真は、2022年のトゥルーピング・ザ・カラーでのもの。

Andreas Rentz / Getty Images

4月27日 キングスデー/オランダ

ウィレム=アレクサンダー国王の誕生日であるこの日は、市場やストリートパーティー、音楽イベントなどが行われ、1年間で最も盛り上がると言っていい日だ。街全体や人々の服装が、王家(オラニエ=ナッサウ家)のシンボルカラーであるオレンジ色に染まる。ウィレム=アレクサンダー国王一家は例年、祝賀行事に参加するためにオランダのさまざまな自治体を訪問する。

Per Ole Hagen / Getty Images

5月17日 ナショナルデー/ノルウェー

ノルウェーのナショナルデーは、市民やロイヤルファミリーが民族衣装のブーナッドを着て祝う、ノルウェー内で最大級のお祝いの日。ロイヤルたちがオスロの王宮バルコニーから市民に手を振る姿が行事のハイライトと言ってもいい。

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5月25日 ロイヤルラン/デンマーク

フレデリック国王が50歳を迎えたことを記念して2018年より開催されている、チャリティーマラソン大会「ロイヤルラン」。全市民参加型のランニングイベントで、毎年ロイヤルファミリーも実際に参加する。ランニングウェアを着て疾走する様子が見られそうだ。

Karwai Tang / Getty Images

6月13日 トゥルーピング・ザ・カラー/英国

英国君主の公式誕生日を祝う伝統行事が、「トゥルーピング・ザ・カラー」。チャールズ国王の実際の誕生日である11月14日ではなく、1748年以来、毎年6月に歴代君主の公式誕生日として祝っている。

ウィリアム皇太子&キャサリン妃夫妻の子どもたち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)をはじめ、英国ロイヤルがパレードに現れ、バッキンガム宮殿のバルコニーに出てきてお手振りする様子は毎回ロイヤルファンを沸かせている。

UK Press / Getty Images

6月中旬 国王夫妻の結婚50周年祝賀行事/スウェーデン

1976年6月19日に結婚したカール16世グスタフ国王とシルビア王妃は、2026年で結婚50周年を迎える。そのため、2026年の6月中旬には祝賀行事が予定されており、ワン・ウォーター・レース(世界で最も過酷な耐久レースの1つと言われる)などストックホルムの他の主要イントが中止されることになっている。

写真は、2001年6月18日、結婚25周年を記念した祝賀ディナーでのもの。カール16世グスタフ国王ほか、皆が仮装して登場した。

Karwai Tang / Getty Images

6月16日~20日 ロイヤルアスコット/英国

バークシャー州のアスコット競技場で開催される、英国王室が主催する競馬の祭典。王室メンバーやセレブリティが集まる英国の夏の一大社交イベントとも言え、英国ロイヤルも連日出席し、ロイヤルボックスで応援に熱が入る姿も見られる。ドレスコードのハットをはじめ、華やかなファッションにも注目だ。

写真は、2023年のロイヤルアスコットでのもの。

Paolo Blocco / Getty Images

10月12日 ナショナルデー/スペイン

首都マドリードにて、軍事パレードをはじめとする公式行事が開催され、スペインロイヤルが登場する。2025年は、2020年以来、久しぶりに一家が全員揃って参加した。2023年より軍事訓練に参加しているレオノール王女は空軍の制服、フェリペ国王は海軍の制服を着用していた。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

11月19日 ナショナルデー/モナコ

モナコのナショナルデーは「大公の日」とも呼ばれ、モナコのアルベール2世大公及びモナコ公国の繁栄を祝う重要な祝日。軍事パレード、教会でのミサ、花火などが行われ、モナコのフラッグカラーである赤と白の旗で彩られたお祝いがなされる。アルベール2世大公&シャルレーヌ公妃一家らモナコのロイヤルファミリーが勢揃いして、宮殿バルコニーに現れる。

Chris Jackson / Getty Images

12月初旬 クリスマスキャロル/英国

キャサリン妃主催のクリスマスキャロル「Together At Christmas」が、ウェストミンスター寺院で開催される予定。2021年に開始して以来、英国ロイヤルのみならず、キャサリン妃の家族や英国俳優たちも出席する。

キャサリン妃一家のカラーリンクコーデをはじめ、出席者たちのクリスマスファッションもチェックしたい。

Pascal Le Segretain / Getty Images

12月8日~11日 ノーベル賞祝賀行事/スウェーデン

スウェーデンロイヤルは、12月8日のノーベル賞コンサート、12月10日の授賞式及び晩餐会、12月11日の受賞者のための国王主催の晩餐会に出席する。特に、12月10日の授賞式当日は、カール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃、ビクトリア皇太子ら主要メンバーはほぼ全員出席、正装をまとい、女性はティアラを身に着ける。国王は、受賞者にメダルや賞状を授与する役割を担う。

Courtesy of Instagram @belgianroyalpalace

12月中旬 クリスマスコンサート/ベルギー

毎年クリスマスの1週間ほど前に、ブリュッセル王宮で開催されるのがこのクリスマスコンサート。ベルギー王室にとって最も伝統的な年間行事の1つで、1年間の王室へのサポートに対する感謝の印として行われている。12月25日朝、国王によるクリスマス演説に先立ち、このコンサートはテレビでも放送される。フィリップ国王一家がドレスアップして登場するところも見物。

Samir Hussein / Getty Images

12月25日 クリスマス礼拝/英国

クリスマス当日の朝、ノーフォーク州にあるサンドリンガムハウスでクリスマス休暇を過ごす英国ロイヤルが、礼拝に参加するために近くの聖メアリー・マグダレン教会に歩いて移動する姿が毎年キャッチされている。ロイヤルたちは沿道で市民と触れ合いながら、花束やプレゼントを受け取るなどする。ロイヤルの姿を拝見できる、1年の締めくくりの機会といっても過言ではない。

写真は、2024年のクリスマス礼拝にて。

Getty Images

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