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“自分へのご褒美”していますか?3000円以内でできる、心に栄養を与える“ご褒美あるある”

  • 2025.12.21
3000円以内で楽しめるご褒美とは?
3000円以内で楽しめるご褒美とは?

食品や日用品の価格高騰が続き、スーパーやコンビニに行く度に「また高くなった」”と心の中でつぶやいている人は多いと思います。そうした中で、SNSを中心に“自分へのご褒美”や“自分へのプレゼント”が話題となっています。例えば、31歳の誕生日に自分のために、アイスクリームチェーン「サーティワン アイスクリーム」で31種類のアイスを購入し、祝ったという「X」の投稿が話題にもなりました。今回は、多くの人たちの生活事情を垣間見た上で、3000円以内で楽しめる“自分へのご褒美”を紹介します。

値上がりラッシュで暮らしはさらに厳しく...“節約”のストレス増大

物価高が続く中、給与が一部の企業を除いて変わらない今、暮らしを維持するには“節約”しかないという人も多いのではないでしょうか。筆者もおやつなど不要不急の品を買い控えたり、割安プランを検討したりと節約意識が高まっています。

また、政府が給付金を出しても大部分が貯蓄にまわり、経済が活性化されないといわれている日本では、生活に必須ではないものの出費に罪悪感を抱く人、自分を労わることが苦手な人は少なくないはずです。

されど、節約ばかりしていると、日常生活に味気なさを感じたり、生活必需品のみに給与が消えたりするとなんとなくさみしい気持ちになることもあると思います。こうした日々が続くと、“自分は何のために働いているんだろう”とふさぎ込んでしまうことも……。

3000円以内で幸せになれる” 自分へのご褒美あるあるとは?

自分で自分のごきげんをとり、心にゆとりをもって生きるには、自分自身にご褒美をあげることも1つの方法です。普段は“無駄遣い”と切り捨ててしまうことでも、たまには心置きなく楽しむことがメンタルの調子を整える上で大切だと思います。

そこでここでは、3000円以下で心に栄養補給できる“自分へのご褒美”を紹介します。

・何でもない日にケーキを食べる ケーキといえば、誕生日などのお祝いの日に食べるイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、“何でもない日”に自分をねぎらい、ケーキを買って食べると、幸せを感じられるものです。

ケーキを購入したら後ろめたさを感じずおいしく食べてくださいね。

・イチゴなど好きな果物を一人で1パック食べる “果物を日常的に食べたいけど高い”という声をよく耳にします。そうした中で、自分のご機嫌をとるために、あるいはご褒美として、イチゴのパックを一人で楽しむ人もいます。

イチゴの1パック独り占めはぜいたくにも思いますが、店によっては500円前後で購入できるものも多く、カフェに入るよりも安価に収まることも多いです。

・老舗のお菓子やデパ地下のお菓子を自分用に購入 クッキーブランド「ヨックモック」の人気商品「シガール」や豊島屋(神奈川県鎌倉市)の「鳩サブレー」はおいしいけれど、贈答品のイメージもあり、自分のためだけに購入することに気が引ける人も少なからずいます。

しかし、1個あたりの値段は100円前後と高額なわけではありません。6個入りのものを1000円前後で購入し、1個ずつ食べれば1週間程度にわたっておいしい楽しみが続くので、実はコスパのよいご褒美です。

お茶やコーヒーなどと一緒にお菓子をゆったりと味わう時間は、日々の忙しさから離れ、日常生活に彩りを与えてくれます。

・銭湯など大きなお風呂に入る 一人暮らしをしている人の中にはシャワーのみという人も多いです。そのことに物足りなさを感じていなくても、銭湯などで湯船につかるとほっと一息つけ、体の疲れがとれることもあります。

数百円で入れる銭湯や遅い時間まで営業している銭湯も多くあるので、心身の疲れが長引くときには銭湯に思い切って行ってみてもよいでしょう。

・定期圏外の駅をぶらっと歩く 定期券を持っている人の中には定期圏外のエリアに行くことに交通費の観点から躊躇する人もいますが、普段行かないエリアをぶらりと歩くと、気分転換になります。

散策中に気になるカフェで一息ついたり、おいしそうなレストランに入ったりすれば、心の満足度はさらにアップします。

・桶寿司を一人で食べる 桶寿司といえば“複数人が集まるときに購入するもの”という先入観を抱きがちですが、一人で食べても全く問題ありません。

一人桶寿司の魅力は好きなネタを遠慮なく楽しめるところだけでなく、自分のペースでじっくり味わえる点にもあります。

自分へのご褒美は生きる上での“必要経費”

自分にご褒美をあげることが苦手な人、自分に優しくするのが苦手な人の中には、「ちょっとしたぜいたくをすることで、メンタルの調子がよくなった」と口にする人もいます。一方、自分にご褒美をいつもあげている人の中には「貯金がないけど毎日楽しい」と話す人も。

大人は他人から褒められることが少ないからこそ、自分で自分を褒め、ご褒美をあげることが大切だと思います。

自分のために少し高額なものや、生活必需品ではないものを買うことに躊躇してしまう人もいますが、心の健康を維持する上で大切な出費といえるのではないでしょうか。

2025年も残り10日……。1年間頑張った“自分へのご褒美”を考えてみてはどうしょうか。

西田梨紗

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