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離乳食には「薄味じゃ栄養が足りないわ」おかずには「塩気が足りない」義母ルールの押し付けに、ビシッと一言

  • 2026.2.21

これは、友人A子が義実家との微妙な距離感に悩みながらも、勇気を出して自分の思いを伝えたエピソードです。

画像: 離乳食には「薄味じゃ栄養が足りないわ」おかずには「塩気が足りない」義母ルールの押し付けに、ビシッと一言

義実家の“常識”に戸惑う日々

結婚して3年目、夫K太と息子を育てながら義実家とも良好な関係を築こうと頑張っていたA子。
しかし、義母の「うちではこうなのよ」という一言に、次第に心がすり減っていきました。
お正月の過ごし方から子育てのやり方、料理の味付けまで、何かにつけて“義母ルール”を押し付けられるのです。
「K太が小さいころはこうしてたのよ」と言われれば、笑って受け流していたA子。
けれど、息子の離乳食をめぐって「そんな薄味じゃ栄養が足りないわ」と言われたとき、胸の奥で何かがカチッと音を立てました。
自治体の指導や育児書では「今はこれが推奨されている」と知っているからこそ、その思いを飲み込みつつも、「私が間違っているの?」と自問自答する日々が始まったのです。

自問自答する毎日

義母は悪気がないのだとわかっていても、A子の心は限界に近づいていました。
夫に相談しても、「母さんの言うこと、昔ながらの考え方だよ」と軽く流されるだけ。
「私だけが神経質なのかな」と、A子は自分を責めるようになりました。
そんなある日、義母が突然訪ねてきて冷蔵庫を開けながら言ったのです。
「おかず、もう少し塩気があってもいいんじゃない?」
その瞬間、A子の胸の奥に溜まっていたものがあふれ出しそうになりました。
でも、波風を立てたくない気持ちが勝ち、笑ってごまかしました。
「でも……このままじゃ私、壊れちゃうかも」
その夜、寝室で涙をこぼしたA子は、翌朝、ある決意をしました。

初めて義母に伝えた本音

次の週末、義実家での昼食会。
義母が「これ、K太の好物でしょ」と油たっぷりの唐揚げを出してくれました。
いつものようにA子は「ありがとうございます」と受け取るつもりでしたが、手が止まりました。
「お義母さん、あの……ひとつだけ言ってもいいですか?」
義母が驚いた顔を向ける中、A子は続けました。
「私たちの家のことは、私たちのやり方で決めたいんです。お義母さんの教えも大切に思ってます。でも、私も母として、私たちの家族に合った形を作っていきたいんです」
静まり返る食卓。夫も言葉を失っていました。
しかし、義母は少しの間黙った後、小さく笑いました。
「そうね、もう、あなたたちの家庭なのよね」

変わった義母と、変われた私

その日を境に、義母は少し距離を取るようになりました。 物理的な距離ではなく、心の境界線を尊重してくれるようになったのです。
「この間のおかず、美味しかったわ」と、以前とは違う穏やかな口調で話してくれるようになったのです。
夫も、「A子、あのときよく言ったね。俺も人任せにしすぎてたよ、ごめん」と自分の非を認め、歩み寄ってくれるようになりました。
我慢することが“優しさ”だと思っていたけど、本当の優しさは“伝えること”なのかもしれないと思いました。
義実家との関係は完璧ではないけれど、確実に前進しました。
“言えない嫁”を卒業したA子が見つけたのは、家族としての新しい形でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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