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「ドッドッドッ」また?治まったと思った頻脈が救急車の中で再発<第2子妊娠中に不整脈>

  • 2025.12.21

2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。
萩原さとこさんは第2子妊娠中、つわりはあったものの体調はおおむね順調で、無事に臨月を迎えました。しかしある日、食事中に突然脈の違和感を覚えます。妊娠中の一時的な不調だと考えますが、出産後もその症状は続きました。やがて立ち上がった瞬間、激しい動悸が起きたのを境に、頻繁に繰り返すように。看護師の実母に相談すると、「発作性上室性頻拍(ほっさせいじょうしつせいひんぱく/規則正しく速い脈を打つ不整脈)」を指摘されました。産後1カ月健診で助産師に相談し、循環器内科の受診を勧められましたが、子育ての忙しさもあり、様子を見ることにしたさとこさん。ところが数日後、風邪のせきが悪化する中、授乳中に再び頻脈が起こります。脈拍数はパルスオキシメーターで測ると220〜230回/分を記録しており、自力で受診の判断ができないほど苦しい状態に。母の勧めで救急車を呼び、さとこさんは安堵したのでした。

救急車を待っている間に、頻脈の症状はいったん落ち着きました。それでも念のため事情を説明すると、そのまま救急車に案内されます。車内では体温や脈拍を測定しながら、救急隊員の質問に答えるさとこさん。すると、微熱があることが判明しました。その後、出産した病院と連絡がつながり、搬送されることとなりました。

え…また?

※一般的な不整脈は家族性がはっきりしないことが多いです。家族歴がある方は医師に相談を。

こんにちは、萩原さとこです。

症状が落ち着いていたので、「救急車を呼んでよかったのかな?」と少し不安に感じていたところ、再び頻脈が起こりました。すでに心電図につながれていたため、聞き慣れないモニター音や警告音が鳴り、辛さと不安でいっぱいに……。

病院に到着すると、医師から症状の経緯や、家族に不整脈の既往があるかどうかを尋ねられました。

あらかじめ母から聞いていたおかげで答えることはできましたが、実はそれまでは家族の既往について何も知らなかったのです。

そして、今自分の体に起こっていることに現実味がなく、ぼうぜんとしました。

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救急車を呼んだとき、一時的に症状が治まることは珍しくありません。さとこさんの場合も、待っている間に落ち着いたものの再発しました。いざというときに慌てず状況を伝えられるかは難しいですが、家族が事情を共有していたことで搬送先に正確に伝わった面もあります。短時間の変化でも軽視せず、現場での判断に従うことが安心につながると感じます。

※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。


著者:マンガ家・イラストレーター 萩原さとこ

2人の子育てに奮闘中! 自身の病気体験をもとにブログやInstagramでレポマンガの投稿を開始。現在はフォロワーや知人の病気体験談をマンガにしている。読者が楽しめるマンガ作りを心がけている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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