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夕飯について聞いたら「やんのかコラ!」は?妊娠中なのに暴力と暴言?近所の実家に逃げ込んだら、母が

  • 2026.3.14

好きなサッカーチームの試合を見て、大興奮する夫。試合が劣勢になるや否や、私に八つ当たりし、信じられない暴言を吐いたのです。怒りが爆発した私は、ある場所に逃げ込み、夫との間に起こった事態をある人に報告。すると夫は息を切らしてやって来て……。

妊娠中の私に、夫が放った言葉

今から約2年前、妊娠7カ月のころの休日の話です。その日、私は夜に友人と食事に出かける予定でした。夫から「夕飯は作っておいて」と頼まれたので、夕方までに掃除や洗濯、夕飯の支度を済ませられるよう、作業に取りかかります。大きくなってきたおなかを抱えて家事をこなす私の横で、夫は好きなサッカーチームの試合を見て大興奮。「少しは手伝ってくれてもいいのになぁ」と思いましたが、手伝ってくれる素振りはありません。

普段の夫は決して冷酷な人ではなく、むしろ穏やかでやさしい部類に入ります。しかし、「スポーツ観戦」となると話は別でした。 贔屓のサッカーチームの勝敗に、自分の人生がかかっているかのように一喜一憂してしまう悪癖があったのです。この日も、ひたすら試合展開に一喜一憂する夫。「あー何してるんだよ!」「あーまた1点取られた!」などと叫び、次第に不穏な空気になっているのが伝わってきます。私は夫のイライラ度合いが増していることを感じながらも、夕飯作りを急ぎました。

その日はカレーライスを用意し、サラダも必要か聞こうと話しかけると「はぁ? サラダが何なんだよ!」と強い口調で言うではありませんか。あまりの剣幕に驚きましたが、ここで言い返しては火に油を注ぐと思い、冷静に「夜カレーなんだけど、サラダも必要かな?」と再度尋ねました。すると夫は「自分で考えろ!」と吐き捨てたのです。

何も非がない私に対する夫の言葉に、はらわたが煮えくり返る思いでしたが、「じゃあ作らないことにするね」と言い返すと、夫は「はぁ? なんだと? やるのかコラ!」と、妊娠中の私に信じられない暴言を吐いてきたのです。その瞬間、私は家事をすべて放り出し、目と鼻の先にある実家へ。夫婦げんかに親を巻き込むのはよくないと思いつつも、夫の度を越した暴言に私の怒りは爆発したのです。

私の母は何でもストレートに言う、かなり気の強い性格です。夫は普段からそんな私の母に気を使い、少し怯えていました。母に夫の暴言を報告すると、母はすぐに夫に電話をかけ呼び出します。そして、息を切らしながら実家にやって来た夫に向かい、「やってやるよ。私が相手になってやるよ!」と啖呵を切りました。夫は、滅相もないというように手を振り、真っ青な表情です。

「八つ当たりをしました。絶対に言ってはいけない言葉でした。申し訳ありません」と小さな声で謝罪。母は「自分の機嫌を自分で取れないなんて、子ども以下よ。スポーツでそんなに理不尽に周りの人に怒るなら、観戦なんてやめなさい。相手が誰であれ、暴力や暴言で人を従わせようとするのは人間として最低の行為よ。ましてや、おなかに赤ちゃんがいる妻に対してなんて、言語道断だわ」と喝を入れました。夫はシュンとしたまま。「勢い余ってとは言え、ひどいこと言ってごめん……残った家事は済ましておくから……友だちと楽しんできて」と言って見送ってくれたのです。

それ以降、夫はスポーツ観戦自体を控えるように。試合の勝ち負けで感情をコントロールできない自覚から、この先娘にも当たってしまわないように、と自制を決めたようでした。最初は「そこまでしなくても」と思いましたが、娘が生まれた今では、彼も吹っ切れているようで、試合結果に一喜一憂していた時間を、娘と遊んだり家事を手伝ったりする時間に変えてくれています。

好きなチームが負けてイライラする夫の気持ちはわからなくもないです。しかし、他人に八つ当たりをしてもいい理由にはなりません。暴力や暴言は、相手が誰であれ、決して許されない、超えてはならない一線だと思います。機嫌が悪いとつい乱暴な口調や、雑な対応になってしまうこともあるかもしれません。そんなときこそ、一呼吸おいて冷静になってから言葉を紡ぐようにしたいと自分自身を振り返るきっかけにもなりました。子どもを育てる親として、自分の機嫌は自分で取れる大人であろうと心に決めた出来事です。

著者:竹内美月/40代・ライター。車のおもちゃが大好きな4歳の男の子と、歌って踊るのが大好きな1歳の女の子を育てる母。平日はほぼワンオペ育児。何が起こったのかわからないほどのスピードで時間が過ぎていく、ドタバタな毎日を送っている。仕事終わりに夕飯を作りながら飲むハイボールが楽しみ。

作画:ryo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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