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高速道路走行中、地震に遭遇→NEXCOが警鐘…ドライバーがやってはいけない“NG行動”

  • 2026.1.9
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

2026年1月6日、山陰地方を震源とする地震が発生。この影響で、米子自動車道と山陰道の一部区間が通行止めとなりました。西日本高速道路によると、安全確認後、同日午後1時半までに規制を解除したとのことです。

このように、高速道路走行中に地震に遭遇する可能性は誰にでもあります。では、実際に高速道路で地震が発生した場合、ドライバーはどのように対処すればよいのでしょうか。知っておきたい正しい行動を解説します。

運転中に揺れを感じたら―急ブレーキは絶対NG

緊急地震速報は、地震が起きたときに震源の近くで最初の小さな揺れを感知して、それぞれの地域にこれから届く大きな揺れの強さや到着時刻を予測し、実際に強い揺れが始まる少し前(数秒から数十秒ほど)に、いち早く警報を届ける仕組みです。

地震速報を見たり聞いたりしてから、強い揺れがくるまでに数秒から数十秒ほどしかないため、短い間に身を守る行動をとる必要があります。

高速道路を走行中に、緊急地震速報を受信した場合、慌てずに下記の対応を心がけましょう。

まず重要なのは「急ブレーキをかけないこと」です。

地震が発生した際は急ハンドル・急ブレーキを避けましょう。急ブレーキをかけると後続車に追突される危険性が高まるため、ハザードランプを点灯しながらゆっくりと減速することが重要です。

大きな揺れを感じたら、できるだけ安全な方法で道路の左側に停止させましょう。

停車後の対応―情報収集と状況判断が鍵

停車後は、カーラジオ等により地震情報や道路交通情報を収集し、その情報や周囲の状況に応じて行動することが重要です。

まず、後続車に対してハザードランプ、停止表示器材で安全措置をとります。後続車の運転者が停止車両に気づいているとは限らないため、この対応は特に意識しましょう。

また、運転者も同乗者も全員、通行車両に注意しながらガードレールの外など安全な場所にすみやかに避難することが推奨されています。車内は安全地帯ではなく、後続車に追突され命を落とす事故が多発しているためです。

道路情報板やパトロールカーによる拡声放送、ラジオ放送などで提供される情報を収集して、慎重な行動を心がけてください。

やむを得ず車を置いて避難する場合の注意点

万が一、車両による高速道路上からの避難が困難または危険な状態となり、避難することになった場合、車の扱いには特別な注意が必要です。

車をできるだけ道路外の場所に移動しておくことが原則ですが、やむを得ず道路上に置いて避難する場合は、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止めます。

重要なのは、エンジンキーは付けたままにするか、運転席などの車内の分かりやすい場所に置いておくことです。その際、窓を閉め、ドアはロックしないことが原則です。

これは、救助活動や事故処理に支障をきたす場合、車両を移動させる必要があるためです。避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないよう注意しましょう。

可能であれば車内に連絡先を記したメモを残しておくと、より適切な対応が可能になります。貴重品等は車内に残さないよう注意が必要です。

日頃からの備えが命を守る

高速道路での地震対応は、冷静な判断と正しい知識が求められます。急ブレーキを避けてゆっくり停車する、安全な場所に避難する、車を置く際はキーを残してドアをロックしない。これらの基本的な対応を知っておくことで、いざという時に適切な行動をとることができます。

地震はいつ起こるかわかりません。高速道路を利用する際は、こうした対応方法を頭に入れておくことで、自分と周囲の安全を守ることにつながります。


参考:
NEXCO中日本 東京支社(@c_nexco_tokyo)公式Xアカウント
「緊急地震速報を受信したら」(NEXCO中日本)
「高速道路を走行中に地震が発生した(大きな揺れを感じた)場合は、どうすればいいですか。」(NEXCO東日本)
「もしもの時は?緊急時の対処法」(NEXCO西日本)
「大地震が発生したときに運転者がとるべき措置」(警察庁)


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