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約8年前“紅白”出演アーティスト【1月ドラマ】ラストシーンで魅せた“所作”に称賛の声「歌手だって忘れる」「印象的」

  • 2026.1.25

フジテレビではドラマ『嘘が嘘で嘘は嘘だ』の第2話が1月18日(日)に放送された。主演は菊地凛子。共演に錦戸亮、塩野瑛久、竹原ピストルといった個性派キャストが名を連ねる。雪の降るクリスマスの夜、新潟の居酒屋に集まった“嘘つき”たちが繰り広げるのは、サスペンス、コメディ、そして人間ドラマが入り混じる濃密な会話劇。

第2話放送後には、「会話劇めっちゃいい」「なんだこれ」「どれが嘘?」など反響が起きている。本記事では、第2話のあらすじとともに、その魅力を視聴者の反応を交えて振り返る。

※以下、放送内容が含まれています。

嘘も雪も止まない夜

席に着くなり、当然のように酒や料理を頼む中村(塩野瑛久)と、刑事だと名乗る並木(竹原ピストル)を、みつ子(菊地凛子)は疑いの眼差しで見つめていた。だが、バラエティ番組への不満をきっかけに、4人の距離はすぐに縮まっていく。真偽の定かでない話や勘違いも交えながら、他愛ない会話に花を咲かせる4人。そんな中、タバコを吸うと席を外した並木は、どこか思いつめた表情で、店の外から誰かに電話をかけるのだった。

叙述トリックに隠されたモリコとリンタロウ

幸助(錦戸亮)の不倫がきっかけで離婚したみつ子。しかし、幸助は宝くじで3億円が当たったことをきっかけに、みつ子との再婚を望んでいた。幸助の能天気さと過去の不倫のせいで信用ができないみつ子は、その願いを受け入れられないでいた。

第1話では、幸助のもとで暮らしているリンタロウが病気で入院しているという話に続き、今度はリンタロウの姉の“モリコ”という存在が明らかになる。みつ子と一緒に暮らしていたモリコは3か月前に出て行って以来、行方不明だというのだ。中村は独自の情報網で未成年少女を探せると提案し、並木は「モリコを補導しなければならない」と語る。しかし、みつ子はモリコとリンタロウは猫だと説明する。子どもがいないみつ子と幸助にとっては、子どものような存在だったのだ。

第1話から続く叙述トリックが明かされ、視聴者からは「まさか」「もっとどんでん返しありそう」「騙された」など注目が集まっている。ワンシチュエーションの会話劇ならではの構造に、今後どのような仕掛けが出てくるのか注目である。

看板娘“りこぴん”が呼び起こす疑念

幸助の元不倫相手である与田真理子、通称りこぴん(中田青渚)は、現在弁当屋で働いている。その愛らしい容姿と人懐っこさから客足が伸び、店の売り上げも上向いているという。実は並木も、看板娘目当てでその弁当屋に通っていた一人だった。満面の笑みで弁当を受け取る並木は、彼女が幸助の不倫相手と同一人物なのではないかと疑念を抱き始める。

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竹原ピストル (C)SANKEI

店先に出た並木は、「その女性が使っていた名前の中に“りこ”はありますか」と電話で確認し、返ってきた答えに安堵の表情を浮かべる。そのまま雪の降る中、しゃがみ込んでタバコを吸い、静かに微笑むのだった。並木を演じる竹原ピストルの細かな表情管理や所作に、「いい味出してる」「ラストカットが印象的」「歌手だって忘れる」「良い役者」といった称賛の声が寄せられている。2017年の大晦日に放送された第68回紅白歌合戦に出場したアーティストでありながら、映画『永い言い訳』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としての評価も高い。

一方、中村は与田から卒業アルバムをSNSに拡散すると脅されていた。整形前の顔が公になることを恐れる中村は、彼女を黙らせるため、みつ子に協力を求める。こうして四人の抱える事情は少しずつ交錯し始めるが、物語の全貌はいまだ見えてこない。第1話で報じられたひき逃げ事件は、今回、容疑者逮捕という続報が流れた。冒頭で幸助が口にした「首が痛い」という言葉や、並木の頭部からの出血は、この事件と関係しているのだろうか。


フジテレビ系『嘘が嘘で嘘は嘘だ』毎週日曜23時15分〜

ライター:山田あゆみ
映画コラム、インタビュー記事執筆やオフィシャルライターとして活動。X:@AyumiSand