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人間関係に疲れたら心の電源をオフにして!回復するための3つの習慣

  • 2025.12.17

お正月休みは、たっぷり眠ったり、美味しいものをたくさん食べたりしてのんびり体を休めようと思っている方も多いでしょう。
ですが、心の回復も、この期間におこないたいもの。
今回は、撫子Plus株式会社代表鮎永麻琴さまにお話を伺いました。

お正月休み、体だけでなく心の回復も

一年を通していちばん疲れが出やすいのは、仕事でも家事でもなく『人間関係』です。
気を遣う。
空気を読む。
期待される役割を演じ続ける。
だからこそ、お正月休みは「誰のためでもない、自分のための時間」として心をリセットする絶好のタイミング。
『人間関係で疲れた心をそっと回復させる』
3つのリセット習慣をお届けします。

1.人と距離を置くことに罪悪感を持たない

人間関係で疲れている人ほど「距離を置く=悪いこと」と感じてしまいます。
でも本当は逆。
距離を置くことは逃げではなく、心の安全を守るためのセルフケアです。
●おすすめの言葉がけ
自分にこう言ってあげてください。
・今は『休む時期』『回復期』
・無理に愛想よくしなくていい
・自分の感情を守るのは、私の仕事
こうした『内なるコミュニケーション』は心を回復させ、無駄な罪悪感を静かに手放してくれます。

2.「相手の気持ち」より先に「自分の疲れ」を確認する

疲れた時、真っ先に浮かぶのは「嫌われたらどうしよう」「相手を不快にしないかな」という『他人軸」の思考です。
しかし、コミュニケーションの本質は「自分を整えてから、相手と関わる」こと。
お正月休み中は、次の習慣を取り入れてみてください。
●セルフチェック
・本当は断りたかったのに我慢してない?
・期待に応えるために無理してない?
・今の私、疲れてる?
まずは『自分の心のメーター』を読み取ってあげることが、人間関係を軽くする最初の一歩です。

3.「来年はどんな距離感で人と関わりたいか」を決める

人間関係の疲れは、『距離感のズレ』から生まれます。
・深く関わりすぎてしまう
・頼られすぎる
・頑張りすぎてしまう
・本音を出せない
これは、あなたが悪いのではなく、あなたの優しさがコントロールされていないだけ。
お正月休みにおすすめなのは、『来年の距離感ルール』をつくること。
●例:距離感ルールの例
・仕事終わりは即返信しない
・会いたくない日は会わない
・気疲れする誘いには参加しない
・好きな人・心が楽な人に時間を使う
距離感のルールを持つと、人間関係の疲れは一気に減ります。

お正月は「心の電源をいったん落とせる」特別な時間

人と関わり続けるのは素敵なこと。
でも、ずっと電源を入れっぱなしでは、誰だって疲れてしまいます。
静かな時間、ゆっくりした呼吸、気がねなく眠ること。
それだけで心は驚くほど回復します。
そして、あなたの心が回復すれば、来年の人間関係はもっと軽く、
もっと心地よいものに変わっていきます。
どうか、このお正月は『頑張る私』ではなく、誰かの期待や役割から離れて、ただの『私』に戻ってみてください。

[執筆者]


鮎永麻琴

大学時代にはプロスノーボーダーとしてW杯に出場し、世界ランキング20位を記録。卒業後は国際線CAとして13年間勤務。
現在は、コミュニケーションスキルと統計学を融合させた「コミュニケーション帝王学®」を体系化し、自分らしく生きるためのコミュニケーションの在り方や、他者との関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。
また、2020年にはTEDxFukuokaで「自由への切符」というテーマで登壇。
2022年には書籍『Philosophy of Success 〜成功者の名言』において、成功者35人の一人として選出される。

撫子Plus株式会社
https://makotoayunaga.com/

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