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「半額出してね!」とデートで割り勘を求めてくる彼。だが、私が会計の明細を突きつけた結果【短編小説】

  • 2026.3.3

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

彼の口癖

「きっちり半分ずつ払おうね」

それが彼の口癖でした。デート代はいつでも割り勘。お互い働いていますし、対等でいたいので不満はありません。

しかし彼の言う割り勘には、どうしても納得できなかったのです。

ある週末、二人で居酒屋へ行きました。

彼は席に着くなり、高めの地酒を次々と注文。おつまみも一番高いものを頼んでいきます。

一方の私はお酒が飲めず、ウーロン茶一杯と少しの食事で済ませていました。

そして、お会計の時間がやってきます。

レシートを見た彼は、悪びれる様子もなく口を開きました。

「合計11,350円だから半額出してね。端数はおまけするから6,000円でいいよ!」

出ました。いつもの謎の計算式です。

自分が散々飲み食いした分を棚に上げて「合計÷2」にする上、端数を切り上げて自分は少なく払おうとするセコい手口。

これまで我慢してきましたが、ついに堪忍袋の緒が切れることに。

セコい男に冷めた瞬間

「ちょっと待って。明細見せて」

彼からレシートを奪い取り、内容を突きつけます。

「お酒代だけで4,000円。高いメニューもほとんどあなたが食べたよね? 私の分、どう見ても2,000円いかないんだけど」

驚いた顔で固まる彼。

「デートなんだし、細かいこと言うなよ……」

ごまかす相手に、私は冷めた声で告げました。

「細かいのは、端数を切り上げて私から多くお金を取ろうとしてるあなたでしょ」

テーブルに千円札を二枚置き、そのまま店を後にします。

都合良く割り勘を利用する男性とは、当然それっきりです。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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