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『スーパーマン』デヴィッド・コレンスウェット、空中キスシーンをめぐりジェームズ・ガン監督と意見が対立

  • 2025.12.15
SUPERMAN - Rachel Brosnahan as Lois Lane, David Corenswet as Superman, 2025.

ジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』(2025)のクライマックスを飾るのは、スーパーマン/クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)とロイス・レーン(レイチェル・ブロズナハン)の空中キスシーン。この演出をめぐり、ガン監督と主演のコレンスウェットは対立していたそうだ。

「(監督が)僕のところに来て、『上手くいかない。もっと厳粛にする必要がある』と言ったんです」と『Variety』とCNNのシリーズ「Actors on Actors」で、ジョナサン・ベイリーと対談したコレンスウェットが明かした。同作で、レックス・ルーサーとの戦いを制したスーパーマンは、恋人ロイスと2人きりになり、キスを交わす。2人の身体が空中に浮かぶ中、ルイスは言えずにいた「私も愛してる」とやっと伝え、スーパーマンはうれしそうに笑顔を浮かべる。

ベイリーは、このシーンを「ケミストリーを感じる大好きな瞬間」と評するが、コレンスウェットによると、ガン監督の考えは違っていたそうだ。「僕としては、『違う!“君が僕を愛しているのは知っている!”ということが重要なんだ』と言う感じだった」と必死に抵抗したことを告白。ガン監督も後に彼の意見を認めたといい、こう振り返った。「ジェームズによると、彼はいつも90%正しいが、今回は違ったそうだ」

SUPERMAN - David Corenswet as Superman, Rachel Brosnahan as Lois Lane, 2025.

なお、DCスタジオのトップに就任したガン監督とピーター・サフランによる新生DCUの第一弾として、7月に公開された『スーパーマン』は、世界興収6億ドル突破する歴史的大ヒットを記録。続編となる『Man of Tomorrow(原題)』は2027年7月9日の全米公開を予定しており、デヴィッドとレイチェル、ヴィランのレックス・ルーサー役のニコラス・ホルトがカムバックを果たすことが明らかになっている。

Text: Tae Terai

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