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【ジップ付きニット】がひっそりヒット中。「普通のおしゃれ」を叶える新定番

  • 2025.12.12
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襟もとから胸もとあたりまで短いジップをあしらった、クォータージップセーターがファッショニスタの間で急浮上中! タートルネックほど首もとを覆わず、クルーネックより襟もとにニュアンスをつけやすいのが特徴。ジップの開け具合ひとつで、きちんと感も抜け感も自在に演出できるのが支持される理由だ。

「ミュウミュウ」のクォータージップセーターを着用したローラ・ハリアー。 Arnold Jerocki / Getty Images
ゾーイ・ドゥイッチは、「トリー バーチ」のクォータージップセーターをチョイス。 Cody Marquez/BFA.com/Shutterstock / Aflo

そのトレンドを決定づけたのは、「シャネル」2026年 メティエダール コレクション。ニューヨークの廃駅となったバワリー駅で開催されたショーのファーストルックに、キャメルカラーのクォータージップセーターが登場した。控えめで日常的なニットを、あえてオープニングに据えたことが話題となり、そのルックが即座にSNSで拡散された。ランウェイ発の「次に来るトレンド」が、タイムライン上で一気に現実味を帯びた瞬間だ。

「シャネル」2026年 メティエダール コレクション。 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT
「シャネル」2026年 メティエダール コレクション。 courtesy of Chanel / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

「ミュウミュウ」や「ロエベ」など、さまざまなブランドからもクォータージップセーターが登場しており、この普遍的なアイテムに熱い視線が注がれている。「ミュウミュウ」は、クォータージップセーターの上にエプロンのようなワンピースを重ね、フェミニンなムードをプラス。一方「ロエベ」は、クォータージップ仕様のウィンドブレーカーを異なるカラーでレイヤードし、スポーティーなアイテムに奥行きのある表情を与えるなど、スタイリングの汎用性の高さを証明している。

「ミュウミュウ」2026春夏コレクション。 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT
「ロエベ」2026春夏コレクション。 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT
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この冬、クォータージップセーターをどう着る? おしゃれ賢者たちの最新SNAPから、旬の着こなし術をチェック。

ハンナは、「ラルフ ローレン」のクォータージップセーターにストライプシャツとストレートデニムを合わせ、きれいめに寄せすぎないバランスで王道プレッピーを今のムードにアップデート。

IG @blancaarimany

Tシャツ×ベージュのクォータージップセーターをインナーに、ツイード調ジャケットをレイヤードしたブランカ。ブラックデニムとポインテッドトゥヒールで引き締め、プレッピーとモダンを両立した都会的なスタイルに。

グレーのセットアップに、バーガンディのクォータージップセーターを差し色に投入。シックな配色でまとめつつ、キャップとスニーカーで外すことで、クラシックを軽やかに更新した大人のスタイリング。

ランウェイとストリートを横断して人気を集めるクォータージップセーターをワードローブに迎えて、肩の力を抜いた冬のおしゃれを楽しんでみて。

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