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【60代美容】60代に必要な美容ケアとは?「ゆるめて巡らせる」肌を育てるケアで、乾燥の冬を乗り切る!

  • 2025.12.9

月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。今回は、乾燥する季節にしっとり肌を保つケアについて、今野今日子さんが教えてくれました!


冬になると、肌の乾燥やくすみが気になる…という声をよく耳にします。私自身、50代前半まで「何を塗ってもすぐ乾く」「保湿をしても追いつかない」そんな状態に悩んでいました。でも、ある時ふと気づいたのです。肌が乾くのは、外側に足りないのではなく、内側の巡りが滞っているからなのだと。

私が日々やっているリンパケアでは、肌の潤いは“筋肉のやわらかさ”と深く関係していると考えます。顔や首、デコルテの筋肉が固まると、血液やリンパの流れが滞り、肌に必要な水分や栄養が届きにくくなってしまいます。反対に、やさしく触れて筋肉がゆるむと、巡りが自然と整い肌が自ら潤いを育て始めるのです。

先日の体験会でも、こんなことがありました。

「乾燥がひどくて、クリームを変えてもぜんぜん良くならないんです」と話していた方が、ほんの数分、ゆるめるケアをしただけで「え?なんでこんなにしっとりするの…?」と何度も頬を触りながら驚かれていました。

ついつい化粧品やエステなど外から“足す”ことを考えがちですが、人間に本来備わっている循環機能が働き出すと、肌は内側からふっくら整います。

その瞬間を、私も一緒に感じさせていただきました。

さらに、乾燥肌には肩や首のこりも深く関わっています。肩が上がっていたり、首が固いと呼吸が浅くなり、巡りが鈍くなって肌も乾きやすくなります。だからこそ、顔だけでなく上半身をゆるめるケアが欠かせません。

ポイントは、力を入れず“そっと触れる”だけ。押さない!揉まない!引っ張らない!それだけで筋肉はゆるみ、巡りが生まれ、肌本来の力が最大限に使われていくのです。

年齢を重ねるほど、肌との向き合い方は変化していきます。若い頃のように「足りないものを足す」だけでは追いつかなくなるのは自然なこと。

これから必要なのは、“ゆるめて巡らせる”という、肌の力を育てるケア。私たちの身体がもともと持っている美しさの土台を、そっと目覚めさせてあげるだけで、乾燥の季節も安心して過ごせるようになります。

冬は、肌を見直す絶好のタイミング。今日の自分にやさしく触れる時間を、ぜひ楽しんでみてください。

この記事を書いた人 今野今日子さん

セルフリンパケアで整える、軽やかな身体でおしゃれや旅、美容を楽しむ60代に。 「綺麗と健康をキープ」をテーマに、美容・健康・ファッション・旅・グルメを発信。Instagramも更新中。

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