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“なんとなく間食”をやめるだけ。3ヶ月−3kg「だらだら食べを止める」簡単ダイエット

  • 2025.12.7

「お腹は空いていないのに、仕事中につい甘い物を口にしてしまう」というクセが抜けず、体が重くなる一方だったNさん(30代・事務職)。仕事の休憩のたびに小さなお菓子をつまみ、夕方には気付けばスイーツを完食。罪悪感はあるのに止められず、「太りやすくなってきたのは年齢のせいかな」と思い込んでいたそうです。ところが、思い切って“なんとなく間食”をやめる工夫を始めたところ、3ヶ月で−3kg。肌も疲れも軽くなり、気持ちまで前向きに変わったといいます。そこで今回は、Nさんが実践した「だらだら食べを止める」簡単ダイエットを紹介します。

太る原因は「お腹が空いていないのに食べる」ことだった

Nさんの太りやすさの原因は、食べ過ぎというより“食べるタイミング”にありました。集中力が切れた時、書類の合間、なんとなく手持ち無沙汰な時、そんな瞬間に決まって甘いものをつまんでしまうクセが定着し、血糖値は上下を繰り返し、食欲がより増えやすい状態を招いていたのです。

“なんとなく間食”をやめるだけ。3ヶ月−3kg「だらだら食べを止める」簡単ダイエット

「忙しいほどお菓子の量が増える。気付いたら、お昼ご飯よりカロリーをとっている日もあった」と振り返るNさん。満腹中枢が乱れてしまい、“食べても満足しづらい”悪循環に陥っていました。

まず「間食のルールを決める」だけで、食欲が落ち着き始めた

Nさんが取り入れたのは、無理な我慢ではなく“仕組みで止める”方法でした。まず「間食は1日1回だけ」「食べるなら15時まで」と時間のルールを設定。さらに、机の上からお菓子を撤去し、代わりに常温の水と温かいお茶を置くようにしたそうです。

ポイントは、 “手が届く場所にお菓子を置かない”こと。間食に手を伸ばすまでのワンクッションができるだけで、「本当に食べたい?」と自分に問いかける余裕が生まれたと言います。すると1週間ほどで、間食の量が自然と半分以下に。「15時までの1回ならOK」という小さな安心が逆に暴食を防ぎ、夕方のどか食いも落ち着いたといいます。

間食が減ると、体のリズムが戻り、体重がゆっくり落ち始めた

間食が減ったことで、血糖値の乱高下が少なくなり、夕方の疲れ・だるさが軽減。夜もお腹が空きすぎず、結果として食事量も安定し、睡眠の質も改善していきました。

「ストレス食いが減ったことで、翌朝の体のむくみが消えて、仕事中も集中しやすくなった」とNさん。無理に食べる量を減らしたわけではなく、“本当に必要な時だけ食べる”サイクルが整ったことで、3ヶ月後には体重−3kgを自然に達成しました。

間食をやめると言うと我慢のイメージが強いですが、実際に必要なのは“環境を整えること”だけ。机の上からお菓子を片付け、間食の時間を決め、お茶を常備する。この小さな工夫が、食欲の乱れを整え、太りにくいリズムを作る第一歩になりますよ。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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