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キャサリン妃、ヴィクトリア女王のために作られたティアラを晩さん会で着用

  • 2025.12.4
BRITAIN-GERMANY-ROYALS-DIPLOMACY

国賓としてイギリス訪問しているドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領とエルケ・ビューデンベンダー夫人を歓迎し、12月3日(現地時間)にウィンザー城で公式晩さん会が開催。ウィリアム皇太子とともに出席したキャサリン妃は、ジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM)によるブルーのケープガウンを纏い、煌めきを放った。

だが、輝いていたのはドレスだけではなかった。それは、1853年にヴィクトリア女王のために作られたオリエンタル・サークレット・ティアラだ。王室御用達ジュエラーのガラード(GARRARD)が手がけ、ダイヤモンドとルビーによる蓮の花とムガール帝国のアーチをデザインしている。このティアラをキャサリン妃が身につけるのは初めてのことで、これまでで最も大きなサイズだとされる。

Federal President Steinmeier in Great Britain

この日、皇太子夫妻はロンドンに到着したシュタインマイヤー大統領夫妻をヒースロー空港でお出迎え。国賓の歓迎は皇太子夫妻の重要な役割であり、チャールズ国王の即位に伴い、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が2022年から担っている。

キャサリン妃は、サラ・バートンによるアレキサンダー マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)ロイヤルブルーのコートを着用し、ジュエリーはかつてダイアナ妃が愛用していたダイヤモンドとサファイアのイヤリング、ダイヤモンドのプリンセス・オブ・ウェールズ・フェザー・ブローチを合わせた。

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このブローチは、1863年にデンマークのアレクサンドラ王女への結婚祝いの贈り物として制作。3本のダチョウの羽根と中央に王冠を配したデザインで、プリンス・オブ・ウェールズの紋章にインスピレーションを得ている。

Text: Anna Grace Lee

From VOGUE.COM

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