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キャサリン妃、ドイツ大統領夫妻の歓迎式典で着用した特別なブローチとは

  • 2025.12.4
State Visit By The President Of The Federal Republic of Germany - Day 1

キャサリン皇太子妃が12月3日(以下、現地時間)、イギリスを公式訪問したドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領夫妻の歓迎レセプションにウィリアム皇太子とともに出席した。バーバリー(BURBERRY)の黒のワンピースの上に着用したのは、サラ・バートンによるアレキサンダー マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)ロイヤルブルーのコートジュエリーは、かつてダイアナ妃が愛用していたダイヤモンドとサファイアのイヤリング、ダイヤモンドのプリンセス・オブ・ウェールズ・フェザー・ブローチを合わせた。

このブローチは、1863年にデンマークのアレクサンドラ王女への結婚祝いの贈り物として制作。デザインは、王冠から三本の羽根が咲き誇るプリンス・オブ・ウェールズの紋章にインスピレーションを得ている。

State Visit By The President Of The Federal Republic of Germany - Day 1

式典の前には、チャールズ国王カミラ王妃にカーテシーで挨拶する姿もキャッチされた。カーテシーとは、君主に敬意を表して行う女性の礼法で、左足を後ろに引き、膝を曲げて挨拶をする。男性の場合は首を曲げてお辞儀をするが、その際、日本のお辞儀とは異なり、男性も女性も腰をかがめることはしない。その日に初めて対面する際に行うもので、すでに顔を合わせていたら握手や頬へのキスで挨拶することもある。

State Visit By The President Of The Federal Republic of Germany - Day 1

また英王室のウェブサイトによると、一般人が国王夫妻面会する際は「従うべきルールはない」ようだ。「伝統的な作法を守りたいと考える」多くの人は、首を軽く曲げる挨拶かカーテシーを行い、その他の人は日常生活で行うのと同じように、握手を交わすと記されている。

この日、キャサリン妃はウィリアム皇太子とともにロンドンに到着したシュタインマイヤー大統領夫妻をヒースロー空港で出迎えた。国賓の歓迎は、皇太子夫妻の重要な役割であり、ウィリアム皇太子とキャサリン妃も、父チャールズ国王の即位に伴い皇太子夫妻となった2022年から担っている。

Federal President Steinmeier in Great Britain

今年は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領夫妻、アメリカのドナルド・トランプ大統領夫妻の訪問時にも空港で歓迎していた。27年ぶりとなるシュタインマイヤー大統領の英公式訪問は、12月5日まで続く予定で、3日夜には公式晩さん会も開催された。

Text: Tae Terai

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