『被ファウル王』の久保建英、今季も狙われる！？「最もキレていた選手…相手はキックで止めるしかなかった」と現地紙

日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダ。

セルヒオ・フランシスコ新監督体制となった今シーズンは一時最下位に沈むなど不調だったが、最近6試合は負けなしと調子を上げていた。

ただ、11月30日に行われた第14節ビジャレアル戦に2-3で敗れ、7試合ぶりの敗戦を喫した。

久保は古巣でもあるビジャレアル相手に85分間プレー。試合前にビジャレアルのマルセリーノ監督が「ゴンサロ・ゲデスと久保がカギになる」と警戒していたように、久保は後半15分にアシストを記録したものの、得点は奪えず。

『Mundo Deportivo』は、「最もキレていた選手であり、同時に相手から最も多くファウルされた選手でもあった。彼の走り込みは相手守備陣に不安を与え続け、相手はキックで止めるしかなかった」とこの日の久保を評価していた。

昨シーズンの久保は、スペイン1部リーグで最も被ファウル数が多い選手だった（36試合で73回）。

『AS』などによれば、今シーズンの久保は、出場12試合で21回のファウルを受けているという。

なお、現時点で最も被ファウル数が多いのはエルチェMFアレイシ・フェバスで49回。

筆者：井上大輔（編集部）