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バナナを手土産に謝罪? 非常識な新人を待ち受ける“意外な相手”とは?【書評】

  • 2026.3.16

【漫画】本編を読む

漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリさん(@yukinohotel)が描く『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』。同作はゴリラへの謝罪、3億円事件、食文化の未来などさまざまなモチーフを題材に、シリアスとギャグを凝縮した4コマ漫画だ。

エピソードはいずれもシンプルな設定ながら、最後の1コマには“意外なオチ”が用意されている。たとえば「常識人」というエピソードは、会社員の女性がお詫びの品としてバナナを持参し、上司にたしなめられる場面からスタート。上司の「相手はゴリラじゃねーんだぞ!!」というお叱りは、確かに至極まっとうだ。

しかし謝罪先で待っていたのは、まさかのゴリラ。「ヨッシャア!! 相手がゴリラだったぞ!!」と喜ぶのも束の間、バナナを目にしたゴリラは「こういう時って普通メロンとかですよね?」と不満を滲ませた。どうやら相手がゴリラでも、バナナでの謝罪は通用しないらしい。

こうしたシュールな展開こそが、同作の大きな魅力。ほかにも、園芸部なのに「とんぼかけ」を命じられた後輩の話や、駅前で名刺交換を命じられる新入社員のエピソードなど、いずれも読者の予想を裏切る意外なオチが待っている。

短い4コマの中に笑いと驚きがぎゅっと詰まった『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』。一度読めば何度も読み返したくなる、雪のヤドカリさんならではの世界観をぜひ堪能してほしい。

文=ハララ書房

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