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板倉のアヤックス、試合打ち切りで「観客と選手の安全が脅かされた」と謝罪…亡くなったサポーター追悼のために大量の花火打ち上げか

  • 2025.12.1

日本代表DF板倉滉が所属するオランダの強豪アヤックス。

11月30日に板倉の古巣でもあるフローニンヘンをホームで迎え撃ったが、試合は打ち切られることになった。

その理由は「花火・発煙筒」が何度も打ち上げられたためで、一部はピッチ上に到達した。アヤックスはこのような声明を出した。

「アヤックスは、今夜スタジアムで起こったことをまったくもってスキャンダラスだととらえている。

このことで何らかの影響を受けたすべての方々にお詫びする。観客と選手の安全が危険にさらされた。これは受け入れられない。スタジアム内に花火・発煙筒の居場所はない。

スタジアム内の該当エリアにいた観客は身体検査を受けた。また、開場前と観客入場時に探知犬を配備し、検知に努めた。その他の予防措置も講じたが、今回の事態を防ぐことはできなかった。

カメラ映像で犯人の特定に努めるとともに、他の方法でも調査を行う。特定された場合は、適切な措置を講じる」

オランダ紙『De Telegraaf』は、「アヤックスの熱狂的なサポーターが大量の花火を打ち上げたため、主審は試合開始5分後に試合を中断。40分以上の中断後、試合再開時に再び大量の花火が打ち上げられた。アヤックスサポーターは亡くなったファンを追悼しようとしていた」と伝えている。

11月1日に行われたアヤックス対ヘーレンフェーン戦でも、同じように亡くなったサポーターを追悼するために大量の花火・発煙筒が打ち上げられる出来事があったという。

今回は29歳で亡くなったサポーターを追悼していたそうで、前半29分に発煙筒が打ち上げられる可能性が懸念されていたとも。

花火・発煙筒を打ち上げたと特定された場合、罰金450ユーロ(約8万円)と18~60カ月のスタジアム入場禁止処分が下される可能性があるとのこと。

なお、この試合は火曜日に無観客で行われることが決まった。

筆者:井上大輔(編集部)

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