サラ・ジェシカ・パーカー、ゴールデン・グローブ賞でキャロル・バーネット賞を受賞へ

サラ・ジェシカ・パーカーがテレビ業界への貢献を讃えられ、ゴールデン・グローブ賞でキャロル・バーネット賞を授与される。大都会ニューヨークに暮らす独身女性たちの恋愛事情と友情を赤裸々に描き、世界に大旋風を巻き起こした『セックス・アンド・ザ・シティ』で知られるサラ・ジェシカは、同作でゴールデン・グローブ賞を4度受賞したほか、エミー賞に2度輝いた。また、映画『幸せのポートレート』（2005）とドラマ『DIVORCE/ディボース』でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされている。

ゴールデン・グローブ賞のヘレン・ホーネ会長は、声明で彼女をこう讃えた。「サラ・ジェシカ・パーカーのキャリアは、まさにキャロル・バーネット賞の精神を体現しています。彼女はテレビの世界に、後の人の道を切り開くようなインパクトを与え、また舞台とスクリーンを股にかけたストーリーテリングへの献身は、ポップカルチャーに消えることない足跡を残しました。エンターテイメントにおける彼女の並外れた貢献を讃えることを光栄に思います」

コメディエンヌのキャロル・バーネットの名を冠したこの賞は、テレビ業界に貢献した人物に贈られる特別功労賞。2019年にキャロル自身が初代受賞者となって以来、エレン・デジェネレス、ノーマン・リア、ライアン・マーフィー、テッド・ダンソンが授与されてきた。サラ・ジェシカは、来年1月11日に開催される第83回ゴールデン・グローブ賞に先駆けて、1月8日に開催されるゴールデン・イブにて授与される。

Text: Tae Terai